映画ランキング - 国内映画
(2026/1/23~2026/1/25)
2026年1月26日
発表(毎週火曜更新)
2026年1月23日~2026年1月25日に日本国内で上映された映画の観客動員数ランキングはこちら。『ズートピア2』『国宝』『MERCY/マーシー AI裁判』などがランクイン!(興行通信社調べ)
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1月23日から1月25日までの全国映画動員ランキングが発表。今週も『ズートピア2』(公開中)の勢いはまったく衰えることなく、週末3日間で観客動員30万2600人、興行収入4億1700万円と、前週比88%の成績をキープ。これで怒涛の8週連続No.1を達成したことになる。
累計成績では動員995万人&興収135億7000万円を突破した『ズートピア2』。海外アニメとしては「アナと雪の女王」シリーズ2作以来、史上3本目の“動員1000万人”に王手をかけており、日本歴代興収ランキングでは26位まで浮上。『アナと雪の女王2』(19)や『E.T.』(82)、『ボヘミアン・ラプソディ』(18)をすでに抜き去っており、『トップガン マーヴェリック』(22)や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(23)を超えるのも時間の問題だろう。
さて、今週トピックとして取り上げたいのは、3位に初登場を果たした『MERCY/マーシー AI裁判』(公開中)。クリス・プラットが主演を務めた同作の舞台は、AIが司法を担うようになった近未来。無実の罪で逮捕された主人公が、膨大なデータベースのなかから自らの無実を証明するための証拠探しに奔走するSFスリラーで、初日から3日間の成績は動員が5万7200人、興収8800万円とまずまず。
ただ強調すべきは、同作はシリーズものでも原作ものでもない“オリジナルの実写洋画”だということ。直近で動員ランキングのトップ3に入ったのは、ブラッド・ピット主演の映画『F1(R)/エフワン』(25)なので約半年ぶり。その前はアレックス・ガーランド監督の『シビル・ウォー/アメリカ最後の日』(24)と、さらに1年近く遡ることになる。非フランチャイズ作品まで範囲を広げても、近2年で『アマチュア』(25)など数本がランクインしているのみで、こうした点に顕著な“洋画不況”を感じずにいられない。
そこで重要になってくるのは、やはり“スターパワー”だ。しかしここ10年近く、日本で劇場公開されたプラットの主演作・出演作は「ジュラシック・ワールド」シリーズやマーベル・シネマティック・ユニバース作品などの超大作がほとんどであり、プラット自身のスターパワーを測るのが少々難しいものばかりであった。しかし今回は後ろ盾が一切ない作品。初動成績から判断するに、まだピットやトム・クルーズのような“稼げるハリウッドスター”への道のりは長そうだが、その資質は充分に感じることができよう。
また、この『MERCY/マーシー AI裁判』は通常の2D版上映に加えてIMAXや4Dなどのラージフォーマット上映、さらには3D上映も行われている。一時期に比べるとすっかり減少した3D作品だが、その代名詞である「アバター」シリーズの新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(公開中)に続くようにして上映作品が増えていくのはブーム再燃には必要不可欠な流れ。ちなみに2月6日(金)からは、『ズートピア2』も3D版4Dの上映も決定している。
ところで、今週のトップ10の内訳を見ると洋画作品が5本で邦画作品が5本と、ちょうど半々。洋画が半分に届くのは昨年の7月第2週以来およそ半年ぶりのこと。『ズートピア2』のメガヒットがあるとはいえ、まだまだ“洋画不況”が目に見えて続いている現状。今後も洋画作品の奮闘ぶりを見守っていきたい。
さて、先日ノミネーションが発表された第98回アカデミー賞において、国際長編映画賞入りは逃したものの、日本映画として史上初のメイキャップ&ヘアスタイリング賞ノミネートを果たした『国宝』(公開中)。Dolby Cinemaでの上映が新たにスタートした今週末も、先週に引き続き2位をキープしている。
公開34週目の週末3日間の成績は、動員6万8600人、興収1億1100万円と、前週からほとんど数字を落としていない。累計成績では動員1383万人&興収195億6000万円を突破しており、近日中に興収196億円を記録した『ハウルの動く城』(04)を抜いて、日本歴代興収ランキングのトップ10入りを果たすことが確実だ。
公開5週目を迎えた『映画ラストマン -FIRST LOVE-』(公開中)は4位となり、累計成績は動員110万人&興収15億円を突破。また、ブラムハウス・プロダクションズ製作で人気ホラーゲームを映画化した第2弾『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』(公開中)は5位からのスタートとなった。
そして8位には、公開28週目を迎えた『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)が再浮上。1月24日から入場者特典第14弾の配布がスタートした効果と見え、累計興収は391億4000万円と、前週末から6000万円ほど上乗せしているようだ。2月6日から上映がスタートするIMAX特別上映版で、前作の興収にどこまで迫ることができるのか、大いに注目したい。
以下は、1~10位までのランキング(1月23日〜1月25日)
1位『ズートピア2』
2位『国宝』
3位『MERCY/マーシー AI裁判』
4位『映画ラストマン -FIRST LOVE-』
5位『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ2』
6位『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』
7位『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』
8位『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
9位『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』
10位『ウォーフェア 戦地最前線』
次週末は、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(21)の続編となる3部作の第2作『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』(1月30日公開)、エドガー・ライト監督がスティーヴン・キング(リチャード・バックマン名義)のディストピア小説を再映画化した『ランニング・マン』(1月30日公開)、東野圭吾の同名小説を「ソードアート・オンライン」シリーズの伊藤智彦監督がアニメ映画化した『クスノキの番人』(1月30日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬
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