舞台は1999年の世紀末!考察要素でも盛り上がる、親世代が「名探偵プリキュア!」にハマる仕掛けとは?

コラム

舞台は1999年の世紀末!考察要素でも盛り上がる、親世代が「名探偵プリキュア!」にハマる仕掛けとは?

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森亜るるかことキュアアルカナ・シャドウの引き込まれる魅力

「名探偵プリキュア!」を語るうえで外せないのが、怪盗団ファントムとして活動する謎の少女、森亜るるか(声:東山奈央)と彼女が変身するキュアアルカナ・シャドウの絶大な人気だ。“プリキュアなのに敵”であることはもとより、黒を基調とした衣装やルックスの愛らしさのおかげで、初登場時から大きな注目を集めていた。

マイペースで型にはまらない性格で、口数も少ないからこそのミステリアスな印象があり、初期では特に、アイスが大好きで登場するたびに食べているというギャップもかわいらしかった。しかも、その言葉の端々からは、どこか熱い想いを内に秘めていることも伝わってくる。このような不思議な吸引力によって、るるかのことをもっと知りたくなるし、後述するキュアエクレール(声:長谷川育美)との関係やなにかに思い悩んでいる姿もまた、さらに彼女を魅力的にしていた。

【写真を見る】不思議な魅力で絶大な人気を誇るキュアアルカナ・シャドウこと森亜るるか
【写真を見る】不思議な魅力で絶大な人気を誇るキュアアルカナ・シャドウこと森亜るるか[c]2026 映画名探偵プリキュア!製作委員会

そして現在、キュアアルカナ・シャドウから、白を基調とした衣装を纏うキュアアルカナへと変化を遂げた。あんなやみくるにとって、るるかが味方になってくれたうれしさもさることながら、第33話「名探偵の道も一歩から」では怪盗団ファントムのゴウエモン(声:石川栄一)が彼女に卒業証書を渡す様子が描かれ、みくるからも「アルカナ・シャドウの衣装もすてきだと思ってたんだ」という以前の姿を肯定する言葉が投げかけられていた。「プリキュア」シリーズ全体を通しても、史上最も劇中のキャラからも、そして視聴者からも愛されたキャラクターなのかもしれない。

るるかが新たに変身するキュアアルカナ
るるかが新たに変身するキュアアルカナ[c]2026 映画名探偵プリキュア!製作委員会

物語に散りばめられた謎や伏線を考察するおもしろさ

「名探偵プリキュア!」には、各エピソードで発生した事件の謎を解く推理だけでなく、物語全体にかかわる伏線や謎が散りばめられている。そのため、「これはどういう意味?」「もしかして○○?」と様々な“考察”ができることも楽しみといえる。例えば、キュアエクレールはその存在が早くから示されていたものの、なかなかその正体が明らかにされない追加戦士枠であったため、「いったい誰が変身するのか」とSNSでも盛り上がっていた。

そして、「キュアエクレール編」なるシリーズも展開され、第21~24話にかけて“候補”となる4人のキャラクターにフォーカスしたエピソードを放送。視聴者に向けて投票を呼びかけるなど、劇中の言動や出来事を手がかりに視聴者も推理もとい考察をするという、リアルタイムで楽しめる視聴者参加型の演出がプラスされていた。

キュアエクレールこと帆羽くれあ
キュアエクレールこと帆羽くれあ[c]2026 映画名探偵プリキュア!製作委員会

まだまだ謎が残る「名探偵プリキュア!」をこれからチェックしよう!

そして、公開中の『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』では、バツ印を付けられると大切なものが動かず、使えなくなる「バツ印事件」が発生。事件を追うあんなたちが妖精レイン(声:内山昂輝)に導かれ、不思議な庭へとたどり着く。レイン以外の映画オリジナルキャラクターとして少女かりん(声:鬼頭明里)と妖精のアラン(声:島崎信長)も登場するほか、「わんだふるぷりきゅあ!」と「キミとアイドルプリキュア♪」からも先輩プリキュアたちが物語に絡んでいく。

名探偵プリキュアがわんだふるぷりきゅあやアイドルプリキュアと共闘!
名探偵プリキュアがわんだふるぷりきゅあやアイドルプリキュアと共闘![c]2026 映画名探偵プリキュア!製作委員会

ちなみにテレビシリーズでは、キュエクレールの正体やキュアアルカナ・シャドウとの過去が明かされてもなお、謎はまだまだ残されている。例えば、なぜ妖精ポチタンはあんなの部屋にやって来たのか。なぜタイムスリップ先が1999年だったのか。2027年の未来でみくるはどうしているのか…などなど。このように、「次はどんな謎の答えが明かされるんだろう?」と子どもも大人もワクワクしながら物語を追えるのだ。


劇場版が公開になったいま、ぜひとも「名探偵プリキュア!」の視聴を始めてみてはいかがだろうか?

文/ヒナタカ

※島崎信長の「崎」は「たつさき」が正式表記

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