「PCやスマホを触るのが怖くなる」「デヴィッド・リンチを思わせるアプローチ」AI時代のリアルな恐怖を描いた『5秒で完全犯罪を生成する方法』を映画ファンはどう見た?

コラム

「PCやスマホを触るのが怖くなる」「デヴィッド・リンチを思わせるアプローチ」AI時代のリアルな恐怖を描いた『5秒で完全犯罪を生成する方法』を映画ファンはどう見た?

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重岡大毅、原菜乃華が映し出す追い込まれた人間の感情

一般人が思いもよらぬ状況に巻き込まれていくという本作を支えているのが、キャスト陣の熱演だ。主人公の航を演じたのは、原案の岡田道尚とプロデューサーの松下剛がファーストチョイスだったと口をそろえる重岡大毅。妹を思う優しさに加え、思いの強さゆえに間違った方向に暴走してしまう愚かさなど人間臭さをスクリーンに映し出す。

影のある表情まで、人間味のある演技を見せている重岡大毅
影のある表情まで、人間味のある演技を見せている重岡大毅[c] 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

「妹を守るためにどんどん泥沼にはまっていく、正義と悪の狭間で葛藤する表情が人間臭くてすばらしい。必死な時の『目の演技』に強く引き込まれました」(20代・女性)
「これまで見たことのない重岡さんのソリッドでダークな一面が見られて、役者としての凄みに圧倒されました」(40代・女性)
「誰かを守りたいという一心で判断を誤ってしまう兄の愚かさと温かさを完璧に演じていた。サスペンスでありながら最後は兄妹の絆に泣かされます」(30代・男性)


そんな兄を信頼する“ザ・妹”な一面に加え、警察から向けられる疑惑の目に怯え、疲弊していく様子まで妹・幸来役の原菜乃華は多彩な演技で実力を発揮している。

多彩な顔でキャラクターの心情を表現する原菜乃華
多彩な顔でキャラクターの心情を表現する原菜乃華[c] 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

「絶望的な状況下で兄にすがりつく表情のグラデーションがすごい。追い詰められていく女子高生の揺れ動く感情を完璧に表現されていました」(20代・女性)
「『私はわるくない』と主張するかわいらしい妹から、ゾワッとする冷酷さまで、彼女の持つ高い演技力に脱帽しました」(20代・男性)
「原菜乃華さんの怯える演技と涙のリアルさに終始息をのんだ。妹らしさ満開の守ってあげたくなる儚さと無邪気さがあるからこそ、緊張感が際立っていました」(30代・女性)

兄妹を不審に思う警察コンビからもくせ者感が漂う
兄妹を不審に思う警察コンビからもくせ者感が漂う[c] 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

そして、「伊藤歩さん演じる一堂刑事が、静かな違和感を絶対に見逃さずに詰めていく姿がとにかく格好いい!事件の裏にある生々しい感情を察知する鋭い眼光に痺れました」(30代・男性)「九十九黄助さんの真面目なお堅い警察官役が新鮮でした!いつもの活動とは違うシリアスで引き締まった演技が見られて大満足です」(20代・女性)といった刑事コンビを演じる伊藤歩と九十九黄助へのコメントも!そんな実力者が名を連ねるなかで、連続殺人事件の容疑者として異様な存在感を放つのが田中みな実だ。

独特の存在感を活かし、疑惑の人物である七希に扮する田中みな実
独特の存在感を活かし、疑惑の人物である七希に扮する田中みな実[c] 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

ある目的から兄妹に接近する舞台女優、七希は「ミステリアスで不気味な存在感が圧倒的で、いい意味で田中みな実さんが嫌いになりそうなほど(笑)。ストーリーを大きく揺さぶるキーパーソンとして最高でした」(40代・女性)とあるように物語を狂わせるキーマン。「人間味があるようにも無感情なロボットのようにも見える絶妙な佇まいに息をのんだ。彼女が画面に映るたびにスクリーン全体の緊張感が跳ね上がります」(40代・女性)など、絶妙な表情で作り上げるミステリアスな人物像にクギ付けにされたようだ。


七希が生成AIで作り上げたモリアーティを石丸幹二が雰囲気たっぷりに演じる
七希が生成AIで作り上げたモリアーティを石丸幹二が雰囲気たっぷりに演じる[c] 2026 Gaga Corporation/Storm Labels Inc./Studio i3

さらに七希の脳内で作り上げた生成AIのモリアーティとの映像化されたやり取りも「鏡やガラスなど反射物にだけ現れる演出がスタイリッシュでいて最高に不気味」(40代・男性)と蠱惑的。演じた石丸幹二にも「実体がないAIのはずなのに、画面越しに圧倒的な圧迫感を与えてくる。モリアーティが背後に現れるシーンの音響と佇まいの恐ろしさは夢に出てきそうです」(10代・女性)など、コメントが数多く寄せられていた。

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