「PCやスマホを触るのが怖くなる」「デヴィッド・リンチを思わせるアプローチ」AI時代のリアルな恐怖を描いた『5秒で完全犯罪を生成する方法』を映画ファンはどう見た?
倒叙式ならではのスリル!二転三転する物語のおもしろさ
AIという題材に加え、本作でユニークなのが、映画冒頭でいきなり犯人と犯行や動機がすべて明かされる倒叙ミステリーであるところ。王道の謎解きミステリーとは異なり、罪を犯した兄妹は警察の捜査から逃げ切ることができるのか?いつ・どうやって犯行がバレてしまうのか?という緊張感を、兄妹の視点で味わうことができる。
「事情聴取のシーンや指紋を求められる場面の緊張感がすごかった。犯人側に完全に感情移入して観てしまうので、逃げ切れるのかどうか胃が痛くなるほどの没入感でした」(20代・女性)
「刑事たちの捜査の手が兄妹に迫るたびに『捕まってしまうのでは…』と自分まで焦ってしまい、終始手に汗握りっぱなしでした」(20代・女性)
さらに物語の中盤で、死体の右手親指を切り、死化粧を施すという偽装工作が世間を騒がせる3件の連続殺人と瓜二つということが判明。兄妹のもとに3本の親指が届いたり、航が何者かに鉄道駅のホームから突き落とされそうになったり、連続殺人と同じ手口が描かれた小説の存在が明らかになったり…予想だにしなかった怒涛の展開が繰り広げられていく。
「AIの指示通りに完璧に隠蔽したはずなのに、まったく身に覚えのない連続殺人事件の手口と被ってしまう展開に『そう来るか!』と鳥肌が立った。犯人視点で追い詰められていくスリルが最高です」(30代・男性)
「単に警察から逃げるだけでなく、アマチュア作家の出現や予期せぬトラブルで犯人側がどんどん泥沼にはまっていく構成が秀逸。伏線が裏返っていくミステリーとしての爽快感も抜群でした」(30代・男性)
「どこで誰に見られているかわからない極限状態のなか、主人公の焦燥感とプレッシャーが痛いほど伝わってきました。最後まで読めない怒涛の展開に圧倒されます」(20代・女性)
二転三転しながら、主人公たちがじわじわと追い詰められていく、ミステリー&サスペンスとしての妙味を味わえる緻密な物語には好評の声が寄せられた。
