上坂すみれ&戸谷菊之介&伊瀬茉莉也に千葉繁が東宝スタジオの思い出話を披露!『機動警察パトレイバー EZY File 2』公開記念舞台挨拶でレジェンドとの共演に改めて感激
『機動警察パトレイバー』の新作アニメ『機動警察パトレイバー EZY』File 2 公開記念舞台挨拶が8月15日、新宿ピカデリーにて開催され、出渕裕監督、上坂すみれ(久我十和役)、戸谷菊之介(天鳥桔平役)、千葉繁(斯波繁夫役)、伊瀬茉莉也(寺田くるみ役)が登壇した。
『機動警察パトレイバー EZY』の舞台は、労働人口減少が進み、AI技術による自動化が進んだ2030年代の日本。全3章、全8話構成となっており、5月に公開されたFile 1は「トレンドは#第二小隊」「閑中妄あり」「ホンモノが一番」、14日より公開中のFile 2では「ワインと銃弾」「あさき夢みし」「恋のサバイバル」、2027年3月公開予定のFile 3では「おもちゃの国・前編」「おもちゃの国・後編」が上映される。
イベント冒頭では本作における”標語”「大事なのは興行収入!」とお約束のフレーズを確認してからトークパートへと突入。File 1の完成披露でサプライズ登壇して以来のイベント参加となる千葉は「みなさんの熱気が伝わってきます。いま、背中に汗をかくくらい、みなさんの熱気が届いています。うれしいですね」とニッコリ。「今日は満席。4200人の方に支えていただいて…」と続けた千葉のコメントに、登壇者も会場も大爆笑。「そんなに!?」との登壇者からの声の揃ったツッコミに「私にはそう見えます。本当にありがたい。これからもどんどん応援してもらいたいなと思います!」と呼びかけた千葉に、大きな拍手が送られていた。
トークではそれぞれがお気に入りのシーンを挙げる場面も。出渕監督は「『恋のサバイバル』はEZY版の『二人の軽井沢』(NEW OVA 第12話)のようなもの」とし、イノシシのデザインに触れ「動きが非常にいい。CGではなく作画でいこうってなった時に、ちょっとラインで黄瀬(和哉)くんに『やらない?』って訊いて。いいよ、って軽い返事がきてやってもらったんですけれど。本当にすばらしいものになったし、注目してほしいと思います!」とおすすめ。千葉は「『パトレイバー』には、なんでも許容するというすごさがあると思います」と話し、「File 2は『パトレイバー』らしさが詰まっている。3話とも「毛色が違う」けれど、どれもが『パトレイバー』なんですよね」としみじみしていた。
イベントでは、編集が行われた東宝スタジオでの千葉の思い出トークで盛り上がるひと幕も。「当時はスタントマンなどもやっていて…」と振り返った千葉は「初めてカップヌードルを食べたのが東宝スタジオでした。ラーメンが1個30円の時代に、カップヌードルは150円。みんなでお金を集めて、震えながら食べたのを覚えています。天にも昇るおいしさでした」と懐かしむ。そんな大ベテランの思い出トークを聞きながら「そんな方と一緒に芝居をする気持ち」などを訊かれた伊瀬はこの日が『パトレイバー』のイベントに初登壇。自身が演じたくるみは「女シゲさんのようなポジション」との出渕監督から説明を受けるととても驚いた様子で「収録ではシゲさんのようにとは言われていなかったのでそこまでプレッシャーではなかったのですが…」と千葉の顔を覗き込み、「1988年生まれの私にとっては、今回の新しいシリーズで千葉さんが同じ役で出演してくださっていることに大きな意味を感じています」と話す。
「長年のファンの方も、千葉さんが出ているなら観ようかなって思ってくださる方もいらっしゃると思います」と尊敬の眼差しを向ける。すると千葉が「これまで班長はずっと男性だったけれど、整備班始まって以来の女性班長になるんじゃないかな。すごく期待しています。それくらいのすごい整備員だと思います」と太鼓判。
上坂もくるみには一目置いているようで、「あの気の強い十和が逆らえない。シゲさんイズムを感じます。なんだか勢いに押されて『ハイ!』って言ってしまうような…」とコメント。戸谷も「恐れを知らない!」とくるみの印象を語り、出渕監督も「シゲさん以外は怖いものがないという感じですよね(笑)」とみんながくるみの魅力にハマっている様子だった。
最後の挨拶で戸谷は「僕と同世代の方も今日、たくさんいらっしゃっています。もっとそういった方たちにトド教に、口コミなどで広めていただければ思います!」と笑顔で呼びかける。上坂は「『パトレイバー』の魅力はひと言では言い表せないし、一人ひとり感じるものが違うと思いますが、それを求めて集まってくださっているのを実感できて、それがこの作品を支える熱気になっているんじゃないかと思うので、お手持ちのいろいろなアカウントでおすすめしていただければと思います!」とリクエストし、イベントを締めくくった。
取材・文/タナカシノブ
