人と犬の絆を描く『ハート・オブ・ビースト』、井上裕介&村重杏奈が号泣を約束!「犬を飼っていようがいまいが間違いなく泣く」
映画『F1(R)/エフワン』(25)では、レースにすべてを賭ける男の生き様を見事に演じきったブラッド・ピット。そんな彼が次に選んだ役は、30年近くを軍人として生きてきたジェームズだ。戦場で九死に一生を得るような大怪我を負い退役した彼は、最前線で共に戦ってきた義足の軍用犬、オーディンとアラスカの大自然のなかでいまは気ままな暮らしを送っている。だがアラスカ上空をシープレーンで飛行中にアクシデントに見舞われた彼らは、「魔の領域(ハート・オブ・ビースト)」と呼ばれる奥地に不時着。生還を目指し、1人と1匹は互いを支え合いながら過酷な大自然を乗り越えていこうとするが…。
MOVIE WALKER PRESSでは、そんな人と犬の絆を描く映画『ハート・オブ・ビースト』(公開中)の魅力を探るべく、愛犬家の芸人、井上裕介(NON STYLE)とタレントの村重杏奈にインタビュー。種を超えた絆に魅せられること必至な本作について、語ってもらった。
「人と犬のバディ感がすばらしかった」(井上)
――まず、愛犬家であるお2人にとって『ハート・オブ・ビースト』は、どんなところが感動ポイントでしたか?
井上裕介(以下、井上)「めちゃくちゃ泣きましたけど、まず言いたいのは、これはもう犬を飼っていようが飼っていまいが、間違いなく泣く話だと思いましたってことですね。シンプルに人と犬のバディ感がすばらしかった」
村重杏奈(以下、村重)「私も愛犬家だから感動する…というようなタイプの映画ではないと思いました。人間と動物の、言葉は通じないけれど心と心が通じあっているというのがすごく感じられて。その感覚を覚える度に涙しちゃいましたね」
井上「ブラッド・ピットさんが演じる軍人のジェームズさんは、もう年を取っていて、身体が思うようにいかないことも増えているんですよね。で、オーディンはオーディンで犬だから喋れなかったり、助けたくても手は使えなかったり、できないことも多いわけで。そんな足りない部分を互いが補いあっているのがいい!」
村重「またオーディンが義足で、戦争を経験してPTSDを発症しているという設定も効いているというか。完璧じゃない2人だからこそ、かなり泣けますし、刺さるシーンが多かったのかなと思います」
井上「しかも、オーディン役のシェパード犬の演技がまったく演技に見えない!」
村重「そう!4匹のワンちゃんで演じているって…」
井上「とてもそうは見えなかったよね。1匹だと思っていたからエンドロールを見て、もうビックリ(笑)」
――特に、オーディンのどういう演技に驚かされましたか?
村重「後半でオーディンがある決意をする場面があるんですが、その時の表情が本当にすごかった!」
井上「そこね!ネタバレになるから詳しくは言えないけどね」
村重「ジェームズを見てるのか、空を見ているのか。その目に映った景色は想像でしかないけれど、なんかすごいオーディンの苦しさを感じたんですよ。あのなかで、犬なりにも察したものがあったんだろうな、決心をしたのだろうなっていうのが、伝わってきたんです」
井上「あー、わかるわあ」
村重「その表情に涙が止まらなくなってしまって。あれって人間でも表現するのが難しい表情とか感情だと思いますね 」
井上「正直、表情とかの出来がすごすぎて、CGなんじゃないかと勘ぐったくらい(笑)。あれがほんま加工なしのリアル演技やったらちょっとヤバすぎるね。それでいうと、激流の上にかかっている丸太橋を渡るシーンには驚いた。ワンちゃんを飼ってない方も観られると思うので言っておきたいんですが、アレを渡るというのは、なかなか犬にはできないものなんです。ちょっとした隙間に怯えたり、エレベーターに乗るのを嫌がったりする犬は多いんです。でも、オーディンはあの丸太橋に何歩か踏み出すんですよ。あの勇気はすごいです。犬のことを知らないと伝わりづらいかもしれませんが、ほんまにすごいことなんですよ」
村重「ちょっと滑ったりもするでしょ?あれ演技ですかね?」
井上「あれも演技ならすごすぎん(笑)⁉︎途中で熊と遭遇するシーンもあって、あれはCGだってわかるものの、丸太橋のシーンはどうやって撮ったのか…」
村重「撮影の裏側を知りたいですよね。メイキングを出してほしい!」
