クリエイターの可哀想に!が描く「スパイダーマン」!シリーズへの想い、映画が創作活動にもたらす影響まで語る

クリエイターの可哀想に!が描く「スパイダーマン」!シリーズへの想い、映画が創作活動にもたらす影響まで語る

「おぱんちゅうさぎ」「んぽちゃむ」などで知られる、イラストからアニメまで唯一の作品を作り続ける人気クリエイターの可哀想に!。スパイダーマンの大ファンということで、大ヒットで話題沸騰のシリーズ最新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の公開に向けた連載企画「スパイダーマン通信」にてファンアートを発表していた。

本稿では、「スパイダーマン通信」に掲載しきれなかったスパイダーマンへの想いを明かすメールインタビューの完全版をお届け。可哀想に!がクリエイターとして注目するスパイダーマンのポイントなどを深掘りしていこう。

「スパイダーマンは友達のような親しみやすさを感じて魅力的なヒーローだと思いました」

可哀想に!が手掛けるイラストには、可愛らしい作風のなかに、映画にまつわるモチーフや空気感を感じさせるシチュエーションなどが数多く登場する。スパイダーマンの話を伺う前に、まずはご自身の好きな映画のジャンルや映画に感じる魅力、そして映画が作品に与える影響について答えてもらった。

「おぱんちゅうさぎ」「んぽちゃむ」などで知られるクリエイター、可哀想に!が「スパイダーマン」への想いを語る!
「おぱんちゅうさぎ」「んぽちゃむ」などで知られるクリエイター、可哀想に!が「スパイダーマン」への想いを語る!イラスト/可哀想に!

「映画の中では、特に洋画のコメディ作品が大好きです!!シュールな笑いや、その奥に社会への風刺が含まれている作品に惹かれることが多く、自分の創作にもその感覚を交えるように努力しています。また、映画は監督によって作品の色がはっきりと表れるところが好きです。全然違うテーマだったとしても、どうしてもその人にしか出せない個性が滲み出てしまうのが、玄人っぽくてカッコいいなと思います。日常にある小さな問題から、社会や人生に関わる大きな問題まで表現されている映画や、そしてただただ娯楽としての映画などいろんな種類があり、思っているより創作は自由なんだなと感じ、毎回どの作品も感動します。その自由さは、いまの自分の創作活動にも大きな影響を与えていると思います」。

そんな映画好きの可哀想に!が初めて観たスパイダーマン映画は、『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)だった。様々な次元に存在する多数のスパイダーマンが共闘する作品から、スパイダーマンのキャラクター性に対して大きな衝撃を受け、それをきっかけにファンになっていったそうだ。

様々な次元のスパイダーマンが集結し、力を合わせて戦う『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)
様々な次元のスパイダーマンが集結し、力を合わせて戦う『スパイダーマン:スパイダーバース』(18)[c]Everett Collection/AFLO

「スパイダーマン自体は知っていたものの、作品をしっかりと観たのはこの映画が初めてでした!『え、スパイダーマンってこんなにいるの!?』というのが正直な感想でした。違う世界のスパイダーマンたちが出てきて戸惑いつつも、スパイダーマンというヒーローが、作品の枠を超えて私たちの近くにいるように感じられました!姿も設定も違う全員がそれぞれスパイダーマンとして生きており、スパイダーマンらしさが失われてないキャラクターとしての強さに感動しました!!あと、アメコミのヒーローに対して、アクション重視で戦いもストイックな感じを想像してたのですが、実際にはユーモアありまくりのカートゥーンスタイルな戦闘で、しかも戦ってる時にめちゃくちゃ喋ることにびっくりしました。その後に観た、トム・ホランド版スパイダーマンが初登場した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、もはや戦闘中に喋ることをいじられていて、ヒーローというより友達のような親しみやすさを感じて魅力的なヒーローだと思いました!」。

スパイダーマンと言えば、鮮やかな赤と青のタイツにクモの巣の模様が入ったデザインが特徴。すでにアメコミヒーローを代表するアイコンのような存在となったスパイダーマンのデザインに対して魅力を感じているポイントについても触れてもらった。


可哀想に!はスパイダーマンの“目”がお気に入りだそう(『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』)
可哀想に!はスパイダーマンの“目”がお気に入りだそう(『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』)[c] 2026 CPII. All Rights Reserved. [c] & ™ 2026 MARVEL

「スパイダーマンのデザイン的な部分で一番好きなのはマスクの目です。目の形が細まったり大きくなったりするだけで感情がしっかり伝わるところが魅力的だと思います。眉も口もないので(目も白目だけですし)感情が見えにくいはずなのに、表情がコロコロ変わって見えたことが印象的でした。また、流石に全身タイツでは!?という思い切ったデザインが、逆にスポーティでスタイリッシュなアクションにふさわしく、スパイダーマンらしさの一つになっていて、とても好きです。この格好、色味だからこそ、カートゥーンのようなポップで軽快なアクションや、スパイダーマンならではのユニークさとカッコよさが際立つデザインだと思いました」。

■可哀想に!
独特な世界観と作風で手法にとらわれない気鋭のクリエイター。「おぱんちゅうさぎ」「んぽちゃむ」など、人気キャラクターを生みだしており、SNSを中心に人気を集めている。SNSの総フォロワーは約430万人を超える。
X:@kawaisooooou
Instagram:@kawaisooooou
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「スパイダーマン通信」はこちら:https://spiderman-movie.jp/spidey-post/

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