『ヴァチカンのエクソシスト』ジュリアス・エイヴァリー監督の次回作は、実話を基にした“ニシキヘビ”スリラーに!
ラッセル・クロウ主演の『ヴァチカンのエクソシスト』(23)を手掛けたジュリアス・エイヴァリー監督が、ニシキヘビの恐怖を描くサバイバルスリラー『Crush』の監督に就任したことが明らかになった。「Deadline」が報じている。
「トワイライト」シリーズや「スマイル」シリーズなどの制作会社テンプル・ヒル・エンタテインメントで開発担当者として働くジョン・フィッシャーが、“J.W.アーチャー”というペンネームで執筆した脚本を映画化する本作。フロリダ州エバーグレースを舞台に、巨大なニシキヘビが体に巻きつき、息をするだけでも死に近付く窮地に追い込まれた女性の戦いを、リアルタイム進行で描く、実話を基にしたストーリーとのこと。
優れた脚本と製作者をつなぎ、これまで数多くの傑作が生まれてきた「ザ・ブラックリスト」にフィッシャーが脚本を投稿したところ、企画を実現させたいと熱望するエージェントたちから連絡が殺到。複数のスタジオによる争奪戦の末に、20世紀スタジオが権利を獲得。テンプル・ヒル・エンタテインメントと、スコット・グラスゴールド率いる12:01フィルムズも参画し、『ドント・ブリーズ』(16)のJ.R.ヤングが製作総指揮を務める。
オーストラリア出身のエイヴァリー監督は、ショートフィルムで頭角をあらわした後、ユアン・マクレガー主演の『ガンズ&ゴールド』(14)で長編映画監督デビュー。J.J.エイブラムスが製作を務めた『オーヴァーロード』(19)やシルヴェスター・スタローン主演の『サマリタン』(22)でジャンル映画界の新鋭として注目を集めると、長編第4作となった『ヴァチカンのエクソシスト』がスマッシュヒットを記録。
とりわけ日本では公開直後から口コミが広がり、SNSを通してファンアートの投稿が相次いだり、プロデューサーを務めたジェフ・カッツが日本のファンに向けて日本語で感謝の投稿をしたことが話題を呼ぶなど、近年の海外ホラー作品としては異例の盛り上がりを見せることに。2024年春には正式に続編の製作が決定したものの、2年経っても進捗は報じられておらず、エイヴァリー監督の続投についても未定となっている。
現在エイヴァリー監督は、ホラー映画『The Tacoma Exorcism』の編集作業のまっただなかと伝えられており、さらなる次回作としてジェレミー・スレーター脚本のSFホラー『They Found Us』も開発進行中。今回報じられた『Crush』の具体的な制作時期や公開時期は不明、『ヴァチカンのエクソシスト』の続編の話題も含め、エイヴァリー監督の今後の動向に注目だ。
文/久保田 和馬

