トム・クルーズが『DIGGER/ディガー』予告ローンチイベントに登壇!初タッグを組んだアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督のもと、中年太りの“石油王”をどう演じた?

トム・クルーズが『DIGGER/ディガー』予告ローンチイベントに登壇!初タッグを組んだアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督のもと、中年太りの“石油王”をどう演じた?

言わずと知れた世界的映画スターのトム・クルーズと、史上3人目のアカデミー賞監督賞連覇を成し遂げたアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督が初めてタッグを組む『DIGGER/ディガー』(10月9日公開)。本作の予告ローンチイベントが現地時間7月9日にカリフォルニアで行われ、登壇したトムがイニャリトゥ監督とのタッグの経緯や作品に込めた熱い想いを語った。

これまで一切の情報が謎に包まれていた本作。予告映像の解禁と共に明らかにされたストーリーは、トム演じる石油採掘会社のCEOディガー・ロックウェルの欲深い行動がきっかけで、地球全体を巻き込んだ大災害が発生。大統領からその尻拭いを命じられたディガーが、世界を救うべく立ち上がるというもの。共演にはジョン・グッドマンやザンドラ・ヒュラー、ジェシー・プレモンスら実力派キャストが名を連ねている。

「これほど自分自身を試される作品に出会ったことはない」

イベントのなかでトムは、25年前にイニャリトゥ監督のデビュー作となった『アモーレス・ペロス』(00)を観て衝撃を受けたことを明かし、そこから彼の卓越した才能に注目しつづけてきたことを告白。「彼は並外れた才能を持つアーティストです。手掛ける作品はどれも新たな発見に満ち、必ず驚かせてくれる」。1本も欠かさず監督作を観つづけ、ついに7年ほど前に、イニャリトゥ監督とタッグを組む機会が舞い込んできたという。

「『DIGGER/ディガー』は私のところに来た段階で、すでに数年間温められていたプロジェクトでした。アレハンドロは脚本を書いている段階で私に話を持ちかけ、そこから私たちは一緒に作品を作り上げていきました」と、イニャリトゥ監督にとってもトム自身にとっても渾身の一作であることをアピールした。

【写真を見る】各国の主要映画メディアと記念撮影をするトム・クルーズ
【写真を見る】各国の主要映画メディアと記念撮影をするトム・クルーズ[c]2026 WBEI and Legendary

本作でトムが演じるディガーは、白髪頭で中年太りの“石油王”。ティザー予告の段階から、トムがこれまで築き上げてきたスタイリッシュなイメージを覆す変貌ぶりが大きな話題を集めている。あらゆる役柄を演じ、そのたびにリアリティを徹底的に追求したストイックな役づくりに励んできたことでも知られるトムでさえ、「これほどまでに自分自身を試される作品に出会ったことは一度もありませんでした」と語るほど、難易度の高い役柄であったことが窺える。

「キャラクターを作る時には、様々な要素を探り、“この人物をどうやって観客に伝えるのか?”と自分自身に問いかけるのです。キャラクターにはそれぞれが持つ独自のリズムがある。それを現場で発見するために、どう準備をすればいいのか、演じられるだけの力を身につけるにはどんな準備が必要なのか。振る舞いや動きや身体表現、メイクなどのビジュアル面と合わせて作り上げていきながら、絶えず確認を重ねて少しずつ調整を重ねていくのです」。

そして「今回、アレハンドロはまず何日も時間をかけて、私に脚本を読み聞かせてくれました。私は彼の頭のなかにあるビジョンにしっかりと耳を傾け、それを理解することに努めました。また、彼はキャラクターについて説明するのではなく、『こんなふうに見せたい』という完成形のイメージを提示してくれました。特別なセンスを持ち合わせたアレハンドロと共にそのような時間を過ごせたことは、本当にすばらしい経験でした」と、有意義な共同作業を振り返った。

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