顔すら知らない生き別れた母親の“秘密”とは?ヨン・サンホ監督監督が放つサスペンス・ミステリー『顔 -かお-』本予告映像

顔すら知らない生き別れた母親の“秘密”とは?ヨン・サンホ監督監督が放つサスペンス・ミステリー『顔 -かお-』本予告映像

『新感染 ファイナル・エクスプレス』(17)で一躍脚光を浴びたヨン・サンホ監督によるサスペンス・ミステリー『顔 -かお-』が8月28日(金)に公開される。このたび、本予告映像が解禁となった。

サンホ監督が、『新感染 ファイナル・エクスプレス』以前から構想していた企画に挑んだ本作は、2018年に発表した自身初のグラフィックノベルを映画化したもの。2025年の第50回トロント国際映画祭「スペシャル・プレゼンテーション」部門におけるワールドプレミアで大反響を巻き起こし、韓国を代表する映画賞の青龍賞では作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞など10部門のノミネートを果たした。主人公ドンファンとその父親ヨンギュを演じたパク・ジョンミン、クォン・ヘヒョは、共にサンホ監督の過去作品に出演した経験を持つ実力派。ジョンミンは、1970年代の回想シーンに登場する若き日のヨンギュとその息子を1人2役で体現する。また謎めいたヨンヒに扮するのは、サンホ監督の前作にあたるNetflix映画『啓示』(25)で鮮烈な印象を残したシン・ヒョンビン。

このたび解禁された本予告映像では、盲目の老人イム・ヨンギュ(ヘヒョ)が韓国随一と称される篆刻家として、先天性の視覚障害というハンデを乗り越え、ただならぬ美へのこだわりを具現化してきた姿が紹介される。たったひとりの肉親である息子のドンファン(ジョンミン)は、芸術家としても父としても心から尊敬し、篆刻工房を営む父の事業を支えてきた。ある日、ドンファンのもとに警察から1本の電話が入る。父から“家出した”と聞かされていた母親、チョン・ヨンヒが白骨化した遺体で発見されたのだ。ドンファンは顔さえ知らずに生き別れた母親の素性とその最期を突き止めるため、生前の彼女を知る人々の証言に触れていく。ところが彼らが口を揃えて言うのは、ヨンヒは「顔が醜かった」、「あの化け物が私の人生を狂わせた」と蔑まれていた過去だった。次々と明らかになる母親の謎めいた過去と、尊敬していた父親の知ることのなかった顔。その先に待ち受ける衝撃的なラストシーンは「最も罪深く、醜いのは誰なのか?」という問いを観客に突きつけていく。


母親の過去、父親の知られざる顔、それらが導くのは真実なのか、それとも虚像なのか?サンホ監督が“本当に作りたかった”プロジェクトを実現させた衝撃のサスペンスミステリーに期待が高まる。

文/鈴木レイヤ

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