「マイケルが持っていた愛の熱量は、Travis Japanも参考にしたいなと思っています」
宮近が所属する「Travis Japan」は、マイケルを支えてきた振付師、トラヴィス・ペインが選抜したメンバーによって結成された。
「彼が演出、振り付けを手掛けた舞台『PLAYZONE』にも出演していましたし、僕たちは、彼のレッスンを受けてグループを結成しました」とペインとの関係を振り返る。「彼からは、“パフォーマンスをするうえで、なにを大事にするのか”ということをたくさん教えていただきました。振り付けは表現なので、完璧にやることよりも大事なことがある。ただ踊る、ただ歌うだけではなく、そこにはどういったメッセージがあるのか、なにを伝えたいのかなど、パフォーマンスの前段階にあるものをしっかり考えながら、客席に届けていくことが大事なんだと学びました」としみじみ思い出していた。
マイケルとはペインを通した縁もある宮近だが、「マイケルと自分たちを並べるのはおそれ多い…」と前置きしつつ、「マイケルはいろいろと悩みながらも、観客やファン、ジャクソン5のメンバー、家族など、自分のことを応援してくれる人たちに対して、大きな愛を持ってパフォーマンスをしていました。その愛の熱量は、僕たちも参考にしたいなと思っています」とさらなる未来を見つめる。
恩師から受け継いだ精神、そしてマイケルへの深いリスペクトを語ってくれた宮近が、最後に本作を100%“体感”するためのヒントを笑顔で明かしてくれた。
「集中して、全身で堪能できる映画館がオススメ!観に行った方はきっと、体が動いちゃうと思いますね。メンバーにもぜひ観てほしいです。みんなで観に行ったとしたら、歌い出したり、踊り出したりしたくなっちゃうようなワクワク感がある映画です」。
取材・文/成田おり枝
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