物語の中心はアラゴルンとゴラムに?『ロード・オブ・ザ・リング』最新作にまつわる情報と展望を考察

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物語の中心はアラゴルンとゴラムに?『ロード・オブ・ザ・リング』最新作にまつわる情報と展望を考察

「わしらはともにゴクリを追って、荒れ地の国をそのはずれまで辿って行った。望みもなく、成算もなかった。しかし、わしが追跡をあきらめ、別の道に足を向けた時に、ゴクリが見つかったのじゃ。わが友、アラゴルンが、何度も怖ろしい危地をくぐりぬけて、あの情けないやつを連れて帰って来た」(「最新版 指輪物語1 旅の仲間 上」/評論社)

これは原作本で、魔法使いガンダルフが“一つの指輪”を手にしたホビット族のフロド・バギンズに、指輪の以前の持ち主、ゴクリ=ゴラムについて語った言葉の抜粋である。2027年12月17日全米公開予定の最新作『The Lord of the Rings: The Hunt for Gollum(原題)』では、原作本でガンダルフが語っていた言葉を膨らませた内容になりそうだ。

最新作ではゴラムのキャラクターも掘り下げられる?(『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』)
最新作ではゴラムのキャラクターも掘り下げられる?(『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』)[c]Everett Collection/AFLO

描かれるのは、ゴラムを追跡し、捕縛しようとするアラゴンの冒険

2024年に公開されたアニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』然り、原作者J・R・R・トールキンが生みだした壮大な“中つ国(なかつくに)”の物語を様々な角度から映像化するプロジェクトが進行中で、本作もその一つだと考えられる。今作では「ロード・オブ・ザ・リング」&「ホビット」映画三部作のピーター・ジャクソン監督は製作に回り、ゴラムを演じたアンディ・サーキスが監督を務める。もちろんゴラム役も続投。長きにわたってシリーズを支えてきたフィリッパ・ボウエン、フラン・ウォルシュも脚本と製作で参加する。

ゴンドールの王、イシルドゥアの血を引くアラゴルン(『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』)
ゴンドールの王、イシルドゥアの血を引くアラゴルン(『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』)[c]Everett Collection/AFLO

本作については、「ホビット」映画三部作と『ロード・オブ・ザ・リング(旅の仲間)』(01)の合間の物語、冥王サウロンに指輪の所在を知られないようにゴラムを追跡し、捕縛しようとするアラゴルンの冒険が描かれると説明されている。タイトルにもなっているゴラム、そしてアラゴルンがキーとなるキャラクターであり、そのバックグラウンドが掘り下げられることも予想される。


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