『マジカル・シークレット・ツアー』有村架純の“闇バイト仲間”を演じる黒木華&南沙良の新規場面写真が公開!
有村架純、黒木華、南沙良が共演する『マジカル・シークレット・ツアー』が6月19日(金)に公開となる。このたび、本作よりそれぞれのキャラクターが光る新規場面写真が解禁となった。
本作は、2017年に中部国際空港で主婦たちが【金の密輸】で逮捕されたという実際の事件から着想を得た物語。二児の母、大学の研究者、そして妊婦。一見、犯罪とは無縁そうに見えるものの、実はそれぞれに事情を抱えた3人が偶然出会い、金の密輸という秘密によって絆を深める姿を活写する。キャストには有村、黒木、南のほか塩野瑛久、青木柚、斎藤工らが名を連ねる。『ミセス・ノイズィ』(19)で日本映画批評家大賞にて脚本賞を受賞した天野千尋が監督を務めている。
黒木演じる清恵は、借金600万円をかかえる非正規雇用の研究員。任期付きのポストで大学の研究室にしがみつき、成果を出さなければ切り捨てられる立場で、教授とも反りがあわず、うだつの上がらない日々を過ごしていた。そんななか、後輩の椎名(青木)が、若手研究者として表彰される姿を目の当たりにし、研究者としての自分に限界を感じはじめる。そんな清恵の心を支えるのは、韓流グループ「NEON」への“推し活”。研究室では理知的で落ち着いた雰囲気を漂わせる彼女だが、ひとたび私生活に戻れば、スマホ片手に推しの動画を見漁り、時には感情を爆発させ、ダンスも完コピして踊ってしまうという愛すべき“限界オタク”の一面も持つ。
清恵という人物は、天野監督自身が大学の研究室でバイトをしていた見聞から生まれたという。「研究者は非正規雇用で任期付きのポストが多く、皆さん“成果を出さないと解雇される”という焦燥感を抱えながら研究していて、研究者の世界がとてもシビアだと知りました。社会の中で地位があってエリートに見えても、生きづらさを抱えているキャラクターを描きたいと思い、清恵が生まれました」と、天野監督は清恵誕生のエピソードを明かす。さらに、黒木の起用については、「これまで様々な役柄を器用に、かつリアリティをもって演じてこられたので、観客が自然と共感できる形に成立させてくれるはず、と考えました。黒木さんご自身がとても観察力が鋭い方なので、その要素を清恵にも盛り込みたいと相談したら、すぐに採り入れて下さいました」と演技力を絶賛。大阪出身の黒木が関西弁のセリフをよりナチュラルにアレンジするなど、細部までこだわった役作りも見どころだ。
今回解禁された場面写真は、清恵が推し活のうちわを手にシンガポールの街をタクシーで麻由(南)と移動するカット。手に持つ鞄にも推し活グッズがたくさんついており、オタク全開の清恵が写しだされている。日本に戻り、ラフな部屋着姿でコンビニ弁当を頬張りながらスマホで推しの動画を見つめる姿も。一方、華やかな表彰式会場で舞台上の後輩をグラス片手に見つめる清恵の姿も写しだされている。
同じくシンガポールで和歌子(有村)、清恵と出会う、貯金ゼロ、未婚で妊婦のキャバ嬢、麻由の場面写真2点も解禁。シンガポールの橋の上に立っている麻由は、大きいおなかを抱え、その表情はどこか暗いようにも見える。一方、ネオンきらめく店内でキャバ嬢として完璧な笑顔で接客する姿も。麻由は、男を家に連れ込むだらしない母(篠原ゆき子)に代わって妹(早瀬憩)の面倒を見ているが、大事に貯めていたへそくりも母親に使い込まれ、貧困の連鎖から抜けだすことができない。そんななか、自身の妊娠が発覚、妹の修学旅行代も払えない状況から、追い込まれるように【金密輸】の闇バイトへと足を踏み入れる。
天野監督は南について、「麻由は思ったことをすぐ口に出すような人物で、彼女に抱いていたイメージとは異なりましたが、ご本人にお会いしたら南さんの思い切りのよさが伝わってきて、“この人が演じる麻由を見てみたい”と思ったんです」と語り、リハーサルでは、「『もうちょっとヘラヘラしてみてもらえませんか』とわかりにくいお願いをしたにもかかわらず、一瞬で反映してくださって、さすがだなと思いました」と、南の瞬発力に信頼を寄せた。
そんな南演じる麻由の場面写真2点も解禁。シンガポールの橋の上に立っている麻由は、大きいおなかを抱え、その表情はどこか暗いようにも見える。一方、ネオンきらめく店内でキャバ嬢として完璧な笑顔で接客する姿も。
金の密輸から和歌子、清恵、麻由、3人の運命はどのように動いていくのか?罪という秘密が3人を仲間にした半年間をぜひ劇場で見届けたい。
文/鈴木レイヤ
