“婚活のプロ”ルーシーの日常とは?婚活市場のリアルな裏側を描く『マテリアリスト 結婚の条件』マッチメーカー編予告
『パスト ライブス/再会』(24)のA24製作×セリーヌ・ソン監督最新作『マテリアリスト 結婚の条件』(5月29日公開)。このたび、本作のマッチメーカー編予告映像と新場面写真が解禁された。
監督、脚本を務めるのは、アカデミー賞作品賞ノミネート『パスト ライブス/再会』で“完璧なラブストーリー”として世界中を魅了したソン。ダコタ・ジョンソンが演じるのは、ニューヨークの結婚相談所でクライアントの理想や条件をマッチングさせ、ベストパートナーを見つけだす凄腕のマッチメーカーとして働くルーシー。彼女自身は“恋愛”を感情だけでなく“資産価値”でも冷静に判断するマテリアリスト(=物質主義者)だ。彼女の元恋人でバイトをしながら夢を追い続ける売れない俳優のジョンにクリス・エヴァンス、リッチで優しく結婚相手としてすべてが完璧な投資家のハリーにはペドロ・パスカルがそれぞれ扮し、理想と現実に揺れる三角関係を映しだす。
今回解禁されたマッチメーカー編予告映像では、A4用紙いっぱいに相手への理想を箇条書きする女性や、大人の女性を求めつつも「20歳年下」を最低ラインと定める男性、さらには「猫好きはNG」という細かい嗜好を突き付ける女性など、思い思いの条件を語る結婚相談所のクライアントが次々と登場。一見、極端な人間が多い印象を受けるが、実はこれこそがリアルな婚活市場の姿だという。
かつてニューヨークの結婚相談所で実際にマッチメーカーとして働いていたソン監督が「誰と死ぬまで連れ添うかは関係なくて、みんなどんなパートナーが欲しいか、まるで買いたい車や家の話をするように話していました」と回想することからもうかがえる。その“条件の全部乗せ”とも言える光景は、日本でもバラエティ番組をはじめとしたメディアやSNSで度々議論を呼ぶ「婚活市場の条件合戦」と驚くほどシンクロしており、“愛“を求めながら、理想をパズルのように積み上げる現代人の滑稽さと切実さは、まさに世界共通であることを物語っている。
また、本映像には「過去の恋人4人の長所を組み合わせた完璧な人間」といった実に都合のよい要求をするクライアントが登場するが、彼を演じているのは、巨匠スティーブン・スピルバーグ監督の実の息子であるソーヤー・アヴェリー・スピルバーグ。「ありもしない完璧」を追い求める姿を等身大の演技で体現し、物語に絶妙なリアリティとユーモアを添えていたりと意外な小ネタも隠された、見どころ満載の映像となっている。
あわせて、主人公ルーシーのプロフェッショナルな姿を捉えた場面写真も公開。ニューヨークの街角で“婚活市場のユニコーン(実在するとは思えないほど条件が揃った奇跡的な独身男性)”になりうる男性を見つけ、結婚相談所へスカウトするシーンや、なかなか成婚まで辿り着かない迷えるクライアントを“理想のパートナー”へ導くべく面談するシーンなど、自信に満ちた敏腕マッチメーカーとしてのプロフェッショナルな姿が切り取られている。
クライアントを理想の結婚へと導いていく“婚活のプロ”ルーシーの人生の選択とは?ぜひ劇場で見届けよう。
文/サンクレイオ翼
