20年ぶり声優挑戦の堂本光一が、劇場版「転スラ」第2弾で感じたアニメならではの演じる楽しさ「ダンディな見た目のキャラを経験できたのはうれしい」
「風邪を引いていた時のかすれ声を褒められて困りました(笑)」
演じるゾドンについては「いままで演じたことのないような役」ともコメントしていた堂本。演じたことのない役を通して感じた表現の楽しさや発見はあったのだろうか。
「いわゆるヒール役。自分とはかけ離れている役はやっていて楽しいもの。もちろん声のお芝居特有の難しさは感じつつも、楽しいアフレコでした。ゾドンはTVアニメには登場しない劇場版オリジナルキャラクターなので、観客はキャラクターの背景を知りません。そういった意味では、登場した時からこのキャラクターはどういう人生を歩んできたのか、どういう特徴があるのかをしっかりと示さなければいけない。芝居に自分の人生の経験を乗せられたら…ということに繋がるのですが、本作で言えばゾドンの人生をきちんと声に乗せることは意識していた部分です」と解説する。
登場時にどういうキャラクターなのかを印象づけるのは、舞台で培った経験が役立っていると語る。「『ハムレット』や『リチャード三世』などシェイクスピア作品の役も演じてきています。演じるのは彼らの人生のほんの一部分だけ。だから第一声からその人物がどういう人物なのかをはっきり表現する必要があります。ハムレットやリチャード三世のように有名なキャラクターであればあるほど、そういった表現が求められてきます。その感覚、表現は声優としてもできたらいいなという思いは常に持っていました」と演じる上で心がけていたことを振り返る。
また、収録時にはちょっとしたハプニングもあったようだ。「実は1日目のテストの時に、風邪をひいてしまっていて。非常に申し訳ないと思っていたのですが、そのかすれた声を監督さんから『その感じ、いいですね!』と言われたんです。これは困ったぞって思って。風邪を治したら本番、この声出ないですって言いました(笑)」と茶目っ気たっぷりに語る。本番では風邪は完治。褒められた声の感じをどのように出したのだろうか。「かすれた声でも通常時の声でも、声を鳴らすポイントは変わらない。そこを踏まえてやったらOKでした!」と笑いながら振り返っていた。
