『ほどなく、お別れです』がV2達成!大接戦の『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』は“ジャンプアニメ映画”特大ヒットの流れに続けるか?

『ほどなく、お別れです』がV2達成!大接戦の『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』は“ジャンプアニメ映画”特大ヒットの流れに続けるか?

2月13日から2月15日までの全国映画動員ランキングが発表。前週、初登場No. 1を飾った浜辺美波と目黒蓮のダブル主演作『ほどなく、お別れです』(公開中)が、今週も首位をキープ。週末3日間の成績は観客動員が28万7700人、興行収入は4億800万円で、前週比は63%。累計成績では動員114万人&興収15億円をすんなりと突破している。

“ジャイアントキリング”から5年…「銀魂」新作映画がシリーズ最高成績を目指して好発進

20周年を迎える「銀魂」原作者・空知英秋はスーパーアドバイザーゴリラとして参加
20周年を迎える「銀魂」原作者・空知英秋はスーパーアドバイザーゴリラとして参加[c]空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

今週トピックとして取りあげたいのは、2位に初登場を果たした『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』(公開中)だ。IMAXを含む全国350館で公開された同作は、初日から3日間で動員26万2700人、興収4億600万円と、1位の『ほどなく、お別れです』との差はごくわずか。惜敗を喫したとはいえ、上々のスタートで「銀魂」人気の高さを示す結果となった。

これまで「銀魂」のアニメ映画は(テレビアニメのエピソードを劇場用に再編集した「銀魂オンシアター」を除くと)3本が製作されており、今回が4作目。『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇」(10)は初週末2日間で動員16万人&興収2億円で、最終興収は10億7000万円。続く『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』(13)は初週末2日間で動員22万1469人&興収2億8185万9900円で、最終興収は17億円を記録。

劇場版はこれが4作目。前作は『無限列車編』の連続首位記録を阻止する金星をあげたが…
劇場版はこれが4作目。前作は『無限列車編』の連続首位記録を阻止する金星をあげたが…[c]空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

前作『銀魂 THE FINAL』(21)は初週末2日間で動員20万4000人&2億8700万円と、前々作を下回る動員でスタートしていたが、これは前2作と異なり初日が金曜日だったこと、また翌月曜日が祝日であることが影響しているのであろう。しかもその前作は、当時歴史的ヒットを記録していた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(20)の“13週連続V”を阻止するジャイアントキリングを成し遂げた作品であり、最終興収は19億円に達している。

このように、作品を重ねるごとに上映規模を拡大しつつ、成績も右肩上がりで推移している「銀魂」シリーズ。今作は金曜公開かつ週末3日間の集計のため、現時点では過去作の初動成績と正確に比較することはできないが、前作とほぼ同程度(少なくとも大きく落ちてはいない)と考えていいだろう。近年、とりわけ前作から5年のあいだに“ジャンプアニメ映画”の爆発的ヒットが連発していることを踏まえればやや物足りなくも見えるが、20年続くギャグアニメの劇場版としては異例の安定感だ。

まずはシリーズ最高興収を記録できるかがポイントに!
まずはシリーズ最高興収を記録できるかがポイントに![c]空知英秋/劇場版銀魂製作委員会

おおよそ目標となるのは、シリーズ最高興収かつ興収20億円突破のラインであろう。例によって入場者プレゼントなどの施策で動員アップを図る可能性が高く、“ジャンプアニメ映画”のライバルである『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』(公開中)と『チェンソーマン レゼ篇』(公開中)が完全に落ち着いた絶好のタイミングで、どこまで数字を伸ばせるのか注目しておきたい。


関連作品