「ウィキッド」偏愛イラストレーターが全力プレゼン!『永遠の約束』公開前に『ふたりの魔女』をイラストで振り返り

「ウィキッド」偏愛イラストレーターが全力プレゼン!『永遠の約束』公開前に『ふたりの魔女』をイラストで振り返り

「最初に映画を観た時は『生きてて、よかった…』と思いました!」

世界的大ヒットを記録した『ウィキッド ふたりの魔女』
世界的大ヒットを記録した『ウィキッド ふたりの魔女』『ウィキッド ふたりの魔女』 発売中 4K UHD + ブルーレイ セット: 7,590 円 (税込)  発売中 ブルーレイ : 1,650 円/DVD: 1,320 円 (税込) 発売・販売元: 株式会社ハピネット・メディアマーケティング [c]2025 Universal Studios. All Rights Reserved.

映画化の企画が進行し始めたころから関連ニュースを追い続け、SNSなどを通じて自主的に最新情報を発信していたという千助。それは15年以上前から始まった。「最初のころはブログでしたが、『2010年に公開だって!』みたいなことを書いていました。実際は、映画化が決まったと思ったらうまくいかなくて、また動き出したらと思ったら製作がストップして…」とやきもきした時期があったことも明かす。ハリウッドでは映画製作の難航や中止は日常茶飯事。「ウィキッド」も、その荒波に揉まれることになる。「だから『ウィキッド ふたりの魔女』が公開されるだけでもすごいことだと思っていました。さらに実際に観てみたら、本当に愛情をもって作られていて、それでいてスケールも大きくて。最初に映画を観た時は『生きてて、よかった…』と思いました!」。と、初めて映画「ウィキッド」に出会った感動を振り返る。

「ジョン・M・チュウ監督は強火の『ウィキッド』オタクだと思っています」

自身も熱狂的な「ウィキッド」のファンであると公言するジョン・M・チュウ監督がメガホンを取った(『ウィキッド 永遠の約束』)
自身も熱狂的な「ウィキッド」のファンであると公言するジョン・M・チュウ監督がメガホンを取った(『ウィキッド 永遠の約束』)[c]Universal Studios. All Rights Reserved.

「ジョン・M・チュウ監督は強火の『ウィキッド』オタクだと勝手に思っています」と彼女は笑う。「私なりに『映画になったら、こうしてほしいなあ』と思うところはありました。チュウ監督はそんな期待に応えてくれただけでなく、私の予想をはるかに超えてきました。うまく言えませんが、物語に対する解像度や理解度が違うというか。オタク目線も交えて制作してくれているのだと喜んでいたら、さらに向こう側を提示されて…『スゴい!』と感動したんです」。

とんでもないスケール!映画化に秘められたトリビア満載/イラストレーター・千助による『ウィキッド ふたりの魔女』振り返り(6/7)
とんでもないスケール!映画化に秘められたトリビア満載/イラストレーター・千助による『ウィキッド ふたりの魔女』振り返り(6/7)[c]Universal Studios. All Rights Reserved.

例えば、転校生としてやってきた王子、フィエロが持ち前の魅力を発揮し、シズ大学の図書館で学生たちと軽快なダンスを披露する「ダンシング・スルー・ライフ」。グルグルと回転する本棚のセットなど、ミュージカル・シークエンスは映像ならではのマジカルな表現にあふれており、話題となっていた。

これはファンには難問だが、1作目でもっとも好きなミュージカル・シークエンスはどれ?と千助に訊いてみた。「いっぱいありすぎて困るのですが」と前置きしたうえで彼女が選んだのは、「ワット・イズ・ディス・フィーリング?」。意に反して同室になってしまったエルファバとグリンダが、まったくわかり合えない互いへの不満を爆発させる楽曲だ。


「ミュージカルの映画化で、もっともワクワクするのが、私の場合は環境音がはっきりと聞こえてくることなんです。舞台では難しい表現ですよね。この曲は学生時代のエルファバとグリンダのケンカのシーンで歌われますが、寮の部屋の中から学校内まで、生活音や足音などの音がはっきり聞こえて、そのリズムをうまく取り入れているんです。映画を観ながら、夢を見ているような気分になりました」。

「舞台版への最高のリスペクト」

グラミー賞受賞歴を誇る歌姫、アリアナ・グランデがグリンダを演じる(『ウィキッド 永遠の約束』)
グラミー賞受賞歴を誇る歌姫、アリアナ・グランデがグリンダを演じる(『ウィキッド 永遠の約束』)[c]Universal Studios. All Rights Reserved.

ミュージカルシーンの要となる演者たちの歌声はもちろん、折り紙付き。エルファバ役にエミー賞、グラミー賞、トニー賞受賞の経歴を持つ実力派俳優シンシア・エリヴォ、グリンダ役に言わずと知れた世界の歌姫アリアナ・グランデと、超豪華キャストが集結している。圧倒的歌唱力を持ちながら、努力と作品への真摯な姿勢を貫く彼らについても、「すごいとしかいいようがない」と、彼女は語る。「アリアナさんのインタビューを読みましたが、『私は“アリアナ・グランデのグリンダ”になりたいんじゃない。グリンダそのものになりたい』と語っていて。熱いものをもって、この映画に臨まれたんだなあと思いました。それにアリアナさんも、シンシアさんも、映画でお芝居をしながら歌も同時録音されています。これは舞台版への最高のリスペクトだと思います」。映画の撮影では芝居だけ先に撮影して歌はアフレコで吹替える、ということが頻繁にある。しかし、本作の俳優たちは、一発勝負である舞台版への敬意を表し、演技と同時に歌うことを選んだのだという。

千助
イラストレーター。舞台観劇が趣味で、劇団四季版「ウィキッド」は幾度となく観劇している。イベント、雑誌、MV等、幅広いメディアにてイラスト協力を行う。
公式SNS:@kagimaruchisuke

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