ついにフィナーレ!「ダウントン・アビー」俳優たちが語る、シリーズ15年の集大成とマギー・スミスへの哀悼

ついにフィナーレ!「ダウントン・アビー」俳優たちが語る、シリーズ15年の集大成とマギー・スミスへの哀悼

2010年にドラマシリーズがスタートし、6シーズンが展開され、エミー賞、ゴールデン・グローブ賞を席巻した「ダウントン・アビー」。2019年と2022年には映画版も製作され、英国貴族ドラマの金字塔とも呼ばれている本作だが、最新作にして完結編となる『ダウントン・アビー/グランドフィナーレ』が、いよいよ1月16日(金)より公開を迎える。メインキャストのなかの3人がシリーズ開始から15年を振り返り、本作の必見ポイントを語ってくれた。

イギリスのヨークシャー、壮麗な大邸宅ダウントン・アビーに暮らすクローリー家とその使用人たちの人生を、歴史上の出来事を織り交ぜながら描いてきた本シリーズ。今作の舞台は1930年の夏。イギリス社交界の頂点である“ロンドン・シーズン”が幕を開けるなか、離婚したメアリーはその不名誉なスキャンダルによって舞踏会や晩餐会から追放されてしまう。さらにダウントン・アビーに財政破綻の危機も迫ることになる。

物語の中心を担う、クローリー家の長女メアリーを演じたミシェル・ドッカリーは、本作について「メアリーが社会に復帰する物語」だと説明する。「メアリーはここ15年間を通して、本当に大きな変化を遂げてきました。それでもまだ新たなスキャンダルや試練が待ち受けている。今作ではこれをストーリーの核として、ほかのキャラクターたちへと広がっていきます。物語は終わりを迎えつつも、たしかに前進していると感じられるような、喜びと希望に満ちた結末と共に観客は劇場を後にすることでしょう」。

ところが“離婚女性”であるメアリーは屋敷から退場を言い渡され…
ところが“離婚女性”であるメアリーは屋敷から退場を言い渡され…[c]2025 FOCUS FEATURES LLC.ALL RIGHTS RESERVED

同じように、メアリーに付く侍女であるアンナを演じたジョアン・フロガットも「物語を締めくくりつつ、登場人物たちに希望に満ちた今後の旅路を残せるのは、本当にすばらしいこと。彼らに訪れるかもしれない新たな可能性を感じ取ることができるでしょう」と、激動の時代を生きた登場人物たちに、一筋の希望が射し込むようなフィナーレであることを観客に向けて約束する。「それぞれの方が心のなかで想像することによって、登場人物にとってのハッピーエンドを自ら紡ぎだすのです」。

メイド長だったアンナは後にメアリーの侍女になる(画像はシーズン1より)
メイド長だったアンナは後にメアリーの侍女になる(画像はシーズン1より)[c]Everett Collection/AFLO


そんな2人が本作で特にファンに響くと感じるシーンは、やはりクライマックスに訪れる、シリーズの集大成を象徴する10分間のシーンだという。「観た時には涙が止まりませんでした。こんなにも感情的になるなんて…」と語るフロガットに、ドッカリーも「メアリーは感情を抑えるタイプなので、必死に堪えなければならず、涙なくして撮るのは本当に大変でした」と述懐。ドッカリーは「この作品には常に共感できるキャラクターがいる。ただただ大きな安らぎと温もりを感じさせてくれます」と、あらためてシリーズとの別れを惜しんでいた。

「涙なくして撮るのは大変」キャスト陣が振り返る、15年の集大成となるシーンとは?
「涙なくして撮るのは大変」キャスト陣が振り返る、15年の集大成となるシーンとは?[c]2025 FOCUS FEATURES LLC.ALL RIGHTS RESERVED