モブ顔主人公、ハサウェイ・ノアはなぜモテる?ヒロインも宿敵も虜にする「ガンダム」随一の“罪作りな魅力”

モブ顔主人公、ハサウェイ・ノアはなぜモテる?ヒロインも宿敵も虜にする「ガンダム」随一の“罪作りな魅力”

興行収入22億円を超える大ヒットを記録した『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』(21)。往年のガンダムファンだけでなく、若い世代の心をも掴んだ本作の待望の第2章『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女』が、1月30日(金)にいよいよ公開される。

本作の主人公、ハサウェイ・ノア(声:小野賢章)。彼は一見すると、少し憂いを帯びた平凡な好青年に過ぎない。しかし、作中ではヒロインのギギ・アンダルシア(声:上田麗奈)を翻弄し、敵対する連邦軍の指揮官ケネス・スレッグ(声:諏訪部順一)からも強烈な関心を向けられている。

なぜ彼はこれほどまでに、男女問わず周囲の人間を惹きつけてやまないのか?その理由は、彼の内面に潜む強烈な「ギャップ」にある。第2章の公開を前に、ハサウェイ・ノアという男が持つ“危険な魅力”の正体を、第1章での具体的なエピソードと共に徹底解剖する。

ハサウェイ・ノアの“危険なギャップ”に迫る!
ハサウェイ・ノアの“危険なギャップ”に迫る![c]創通・サンライズ※画像は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より

「平凡」という仮面を被ったハサウェイ・ノアとは何者か?

まず、ハサウェイ・ノアという人物について触れておこう。彼は、かつて一年戦争で活躍した英雄ブライト・ノア(声:成田剣)の息子でありながら、腐敗した地球連邦政府に対して武力行使を行う反地球連邦政府運動「マフティー」のリーダー、“マフティー・ナビーユ・エリン”という裏の顔を持つ。

「マフティー」のメンバーからもとにかくモテるハサウェイ
「マフティー」のメンバーからもとにかくモテるハサウェイ[c]創通・サンライズ※画像は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より

表向きは植物監察官候補生として振る舞い、地球へのシャトル「ハウンゼン356便」に搭乗していた彼。その外見は、筋肉隆々のヒーロータイプでもなければ、威圧感を放つカリスマでもない。人当たりがよく、育ちのよさを感じさせる「どこにでもいそうな青年」だ。

「ガンダム」の主人公とは思えない平凡な様子も
「ガンダム」の主人公とは思えない平凡な様子も[c]創通・サンライズ※画像は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より

しかし、この「普通っぽさ」こそが、周囲を油断させ、惹きつける最初の罠である。誰もが彼を「無害な好青年」だと認識した瞬間、その裏側にある計り知れない実力と覚悟を見せつけられ、そのギャップに心を撃ち抜かれてしまうのだ。


ヒロイン・ギギを翻弄する「手練れ感」と「不器用な誠実さ」

まず特筆すべきは「手練れ感」だ。 ハイジャック事件の際、ハサウェイは一瞬の隙を突き、乗客を守るためにテロリストを制圧する。ただの植物監察官候補生とは思えないその洗練された動きは、女の勘で彼を疑っていたギギに正体を確信させる決定打となった。

とにかくハサウェイが気になって仕方ないギギ
とにかくハサウェイが気になって仕方ないギギ[c]創通・サンライズ※画像は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より

そして、ダバオのホテルで見せた「鉄壁の理性」も見逃せない。 同室のギギが目の前で着替え始めても、ハサウェイはまったく動じない。それどころか「夫婦でもないし…何処構わず裸でいる女は嫌いだな」と言い放つ。安易な色香に惑わされず、自身の美学を貫くその態度は、奔放な彼女にとって「思い通りにならない存在」として強烈に刻まれたはずだ。

ギギを見捨てることができなかったハサウェイ
ギギを見捨てることができなかったハサウェイ[c]創通・サンライズ※画像は『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』より

さらに、彼が実は「女慣れしていない(隙がない)」ことがわかるのが、空襲後のシーンだ。 ギギから飲み物を受け取る際、手首を捻って飲み口を変え、間接キスを避ける。一見スマートなようで、不用意に踏み込まない「不器用な誠実さ」。そんな彼が、足手まといな彼女を一時は見捨てようとしつつ、結局は助けてしまう。完璧になりきれない人間臭さと優しさの矛盾こそが、ハサウェイという男の沼なのだ。

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