福士蒼汰、まっすぐすぎる福原遥が「とにかく心配」!映画『楓』W主演コンビの共通点は“ピュアさ”
「福原さんはまっすぐすぎて、とにかく心配になっちゃいます」(福士)
——作品を通して感じた役者としての魅力やお互いの印象などをお聞かせください。
福士「まっすぐ。福原さんはまっすぐです。役を見る目もそうだし、なにをするにもまっすぐ物事をとらえる人だと思うので、とても心配です(笑)」
福原「お父さん?(笑)」
福士「まっすぐすぎて、とにかく心配になっちゃいます」
福原「福士さんとは、なにも不安を感じることなくお芝居ができたので本当に感謝しています。それこそ、いろいろと気にかけてくださるというか、とにかく心配してくださって(笑)。包容力がある印象です。自分の役だけでなく亜子のこともすごく考えて、向き合ってくださって。なんて器の大きい方なんだろうと思いました。ありがとうございました」
福士「こちらこそありがとうございます」
——撮影前後で、お互いの印象の変化や発見などはありましたか?
福士「一番は、こんなに変わらない人っているんだなと驚きました。ある程度長く一緒にいたら、一度くらいは黒い一面を見せるかなと思っていたのですが…、いませんでした」
福原「いますよ〜(笑) 」
福士「福原さんの思っている黒い一面は、ちょっと薄汚れたグレーくらいだから、ほかの人から見たら白みたいなもの(笑)。そのままでいてほしいと思うと同時に、やっぱり心配です」
福原「また出てきましたね、お父さん!(笑)」
——ここまで心配してくださるのであれば、なにかあった時はまず福士さんに相談するのがいいかもしれません。
福士「まかせてください(笑)」
福原「でも、私も福士さんにはブラックな部分がない気がしていて」
福士「そう?見つけられなかった?」
福原「ない気がします。発見したのはすごくピュアでまっすぐだということ。無邪気で子どもっぽい部分があるのが意外なギャップでした。もっとクールな方だと思っていたので」
福士「それ、よく言われる(笑)」
福原「やっぱり!意外だなと思ってちょっと驚きました」
——まっすぐでピュアはお2人の共通点でもあったのですね。
福士「たしかに!」
福原「福士さんはピュアでまっすぐで家族思い。こんなにも心がきれいな人がいるんだなって」
福士「褒めすぎだよ。心がきれいっていうのはウソでしょ?」
福原「本当です!」
福士「ちょっと照れくさいけれど、ここは素直にありがとうございます!ってことで(笑)」
——心が洗われるような美しいお話をありがとうございます。楽曲の印象についてもお聞かせください。作品を通して「楓」を聴く機会も多かったと思います。本作に携わる前後で「楓」という楽曲の感じ方、捉え方に変化はありましたか?
福士「カラオケに行くと歌う曲で、歌詞の内容については、そこまで深く考えたことはありませんでした。この映画では、歌詞にもあるように、涼と恵は同じレンズを通しても見えている景色が違うのだろうなと感じたりして。楽曲は原案なので、すべての歌詞が物語や役にあてはまるわけではないけれど、この歌詞は恵と亜子、涼と恵の関係にあてはまる、みたいなところがいくつか発見できたこともうれしかったし、ピースがハマった時の楽しみを感じられたのは、役を演じたからこそだと思っています」
福原「子どものころといまとでは、共感するポイントや受け取るメッセージも変わってくる気がしましたし、亜子として楽曲を聴くと自分自身とは違う捉え方もできて、すごくおもしろいと思いました。亜子として聴くと前を向いていかなきゃ!と励ましてもらえるような楽曲に感じました。映画を観てくださるみなさんも、それぞれ感じ方は違うだろうし、映画の登場人物の誰の目線で聴くかによっても全然違うイメージになると思います。そういったところも含めて、みなさんにも楽しんでほしいです」
取材・文/タナカシノブ
