「ハリー・ポッター」のクリスマスを体感!友情や愛、甘酸っぱい青春がいっぱいの名シーンをスタジオツアー東京で振り返り
グリフィンドールの談話室&男子寮には、思い出と友情がいっぱい!
クリスマスといえば、談話室でのハリーとロンのやり取りも思い出深い。クリスマスの朝、ロンの「メリークリスマス!」という呼びかけで起きてきたハリー。ロンは母モリーから届いたイニシャル入りの手編みのセーターを恥ずかしそうに着ており、ハリーにもプレゼントが届いていることを伝えてくれる。ハリーにとって、人生で初めて愛情のこもったクリスマスプレゼントを手にする瞬間だ。
そしてもう一つ、送り主不明で贈られたプレゼントを開けてみると、中身はかつて父ジェームズが使っていた「透明マント」だった。これが後々ハリーにとって欠かせないアイテムとなるのはシリーズを観ればわかるはず。家族の絆を再確認したり、ロンとの友情を深めたり、まさに「ハリー・ポッター」シリーズにとって欠かせない要素が詰まった胸が熱くなるクリスマスシーンだった。
スタジオツアー東京内のセットでは、そんなクリスマスの朝の光景が忠実に再現されている。ツリーやリボンで彩られた談話室に、イニシャル入りのセーターを着たハリーとロン。
また、男子寮では、『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』(05)で三大魔法学校対抗試合の伝統として開催されるクリスマスの舞踏会に向けて、ダンスの特訓に励んでいたネビル・ロングボトムの姿も。思春期真っ只中のハリーたちが女子たちを意識したり、子どもから大人へと一歩踏み出そうとする姿が描かれる本作には、多くの人がソワソワ&キュンキュンとさせられたことだろう。
ホグワーツ生御用達のダイアゴン横丁&ホグズミード村で、映画の特殊効果を目撃!
グリンゴッツ銀行やオリバンダーの店など、ホグワーツ生御用達のダイアゴン横丁もすっかり雪景色に。映画本編ではいつも新学期の前に訪れる場所なので、雪が積もっている様子を見られるのはちょっぴり貴重かも。
実は『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(04)以降で登場するホグズミードは、ダイアゴン横丁のセットの一部に装飾を施して撮影が行われている。劇中では、保護者のサインが得られず1人だけホグズミードに外出できなかったハリーだが、イタズラ好きの双子フレッドとジョージから「上級生の仲間入りだ」と“忍びの地図”をもらうエピソードが印象的。2人の助言通り、地図に記された秘密の抜け道からホグズミードへたどり着くことができた。
また、ホグズミードの外れにある“叫びの屋敷”の近くではマルフォイたちに「穢れた血め!」と絡まれているロンとハーマイオニーをハリーが助けるシーンも、3人の友情が感じられる温かい場面だった。
その後、ホグズミードにあるパブ「三本の箒」に忍び込んだハリー。そこでシリウス・ブラックが自分の名付け親であること、両親の親友であったにもかかわらず2人を死に追いやった張本人だという衝撃の事実を知ってしまう。このシーンは、シリーズ全体がドラマティックな展開へと舵を切る転換点になったといっても過言ではないだろう。
シリウスの過去を知ってショックを受けたハリーは、透明マントをかぶったまま外へ飛びだす。雪の上にはハリーの足跡だけが残り、店内に入ることができずに外で待っていたロンとハーマイオニーは、その足跡を追いかけていく。このシーンを再現するように、今回の展示では路地の雪に足跡が現れるという魔法のような演出も仕掛けられている。
ダイアゴン横丁のセットの先にある「スノーマジック」の展示では、SFXチームによる“雪の魔法”の秘密も紹介されているので、制作陣の創意工夫の結晶をより深く知ることができるはずだ。
■公式サイト:https://www.wbstudiotour.jp/
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【特別企画「ホグワーツ・イン・ザ・スノー」】
■実施期間:実施中~2026年1月12日(月・祝)
■実施内容:「大広間」、「ホグワーツ城の模型」「ダイアゴン横丁」「グリフィンドールの談話室」ほかクリスマス・ライトアップ(屋外エクステリア、館内ロビー)
■特設サイト:https://www.wbstudiotour.jp/hogwarts-in-the-snow/
