最恐シリーズ「死霊館」が完結!悪魔に別れの花束を【豆魚雷の「遊星からの物欲X」】

最恐シリーズ「死霊館」が完結!悪魔に別れの花束を【豆魚雷の「遊星からの物欲X」】

さて、ここからはフィギュアのご紹介。みんなに愛され続けた悪魔たちがお手元に。勝手に動いたり消えたりしても責任は一切負えませんのであしからず。早速見ていきましょう!

イーグルモス

ホラーヒーローズ 1/16 ミニフィギュアズ シリーズ #3/ アナベル 死霊博物館: アナベル with チェアー
ホラーヒーローズ 1/16 ミニフィギュアズ シリーズ #3/ アナベル 死霊博物館: アナベル with チェアー

イーグルモスの「ヒーローコレクター」シリーズにアナベル、へそ曲がり男、ヴァラクの3名が登場!

ホラーヒーローズ 1/16 ミニフィギュアズ シリーズ #7/ 死霊館 エンフィールド事件: クルックドマン
ホラーヒーローズ 1/16 ミニフィギュアズ シリーズ #7/ 死霊館 エンフィールド事件: クルックドマン

アナベルは8cm、へそ曲がり男は13.3cm、ヴァラクは11.6cmと小さいながら各キャラクターの身長差をしっかり反映し、揃えて並べても違和感のないコレクターにはうれしい設計。

ホラーヒーローズ 1/16 ミニフィギュアズ シリーズ #4 / 死霊館のシスター: ヴァラク
ホラーヒーローズ 1/16 ミニフィギュアズ シリーズ #4 / 死霊館のシスター: ヴァラク

イーグルモスは残念ながら2022年に破産しましたが、ディテールをしっかりと取り入れたアイテムは人気が高く、いまでも市場で見かけることがあります。手頃に楽しみたい方におすすめ!

メズコトイズ

日本でも人気の高いメズコトイズの「リビングデッドドールズ」にはアナベルとヴァラクが仲間入り。

リビングデッドドールズ / アナベル 死霊館の人形: アナベル
リビングデッドドールズ / アナベル 死霊館の人形: アナベル

頬がふっくらとして健康体(?)に近づいたアナベルは髪型や腰のコサージュなども再現され、元々のデザインを残したままLDDフォーマットへ落とし込むことに成功。これなら顔も怖くなくていいね!

さまざまなホラー映画とコラボレーションを重ねてきたLDDシリーズのなかでも断トツにかわいいのがヴァラク。日本ではワーナーホラー部のXアカウントにて“ヴァラクちゃん”として宣伝活動に勤しんでいたので、その印象が強いホラーファンも多いのではないでしょうか。最小限に抑えられた可動域ともっちりした頬が相俟って、なんだか赤ちゃんみたい。確かにこれはヴァラク“ちゃん”だ!

リビングデッドドールズ / 死霊館 エンフィールド事件: ザ・ナン ヴァラク
リビングデッドドールズ / 死霊館 エンフィールド事件: ザ・ナン ヴァラク

へそ曲がり男は発売されていませんが、頭身があまりにも高すぎるのでデフォルメ化が難しかったのではないかと思っています。

ネカ

アクションフィギュアの決定版を追求するネカの「アルティメット」シリーズには、もちろん3名ともラインナップ。

アナベル 死霊博物館 / アナベル with ショーケース アルティメット 7インチ アクションフィギュア
アナベル 死霊博物館 / アナベル with ショーケース アルティメット 7インチ アクションフィギュア

アナベルはなんと本体と椅子のみならず、ガラスケースまで付いてくるとんでもなく豪華な仕様!ティーガウンは下半身のみファブリック素材となっており、造形と可動性のバランスを両立させています。オプションパーツに2種類の頭部差分があるほか、例の「Miss Me?」メモも。ケースや椅子が付属するためポーズが縛られがちですが、これさえあれば気分は呪物コレクターに!

死霊館 エンフィールド事件 / へそ曲がり男 アルティメット 7インチ アクションフィギュア
死霊館 エンフィールド事件 / へそ曲がり男 アルティメット 7インチ アクションフィギュア

ボテットがネカへの感謝と共に歓喜の投稿をしていたへそ曲がり男のアクションフィギュアは、7インチスケールとは名ばかりの約23cm(約9インチ)と非常に高い身長でのリリースとなりました。口元の差分として頭部パーツが2種類付属。アクセサリーパーツには石突までバキバキにひん曲がった傘やゾエトロープもしっかりと。

これのすばらしいところは、なんとハットやメガネが着脱可能なんです。オフショットでしか見ることの出来なかったへそ曲がり男の素顔が立体化するなんて誰が考えていたでしょうか。やっぱりネカはすごいや!

死霊館のシスター THE NUN / ヴァラク アルティメット 7インチ アクションフィギュア
死霊館のシスター THE NUN / ヴァラク アルティメット 7インチ アクションフィギュア

そして最後にヴァラク。演じたボニー・アーロンズの肖像権はもちろんクリア。修道服には素体の可動を邪魔しないファブリック素材を採用し、シーンに合わせたポージングの融通が利きやすくなっているのもよいところ。首から提げた十字架や腰に巻いた革ベルトは着脱可能なので、『死霊館のシスター』ライセンスの商品ながら『死霊館 エンフィールド事件』の姿も再現出来る可逆性もアリ。叫び顔の差し替え頭部パーツに加え、アクセサリーとしてエドが描いたヴァラクの肖像画や聖遺物“キリストの血”も付属!万が一なにかが起こっても封印の準備ができているスグレモノです。

「死霊館」の終焉を、劇場で見届けてくれ!

さて、いかがでしたでしょうか。これを書いているあいだ、なんだかずっと寂しい気持ちでした。初めて洋画ホラーで恐怖を感じたのも『死霊館』だったなぁなんて思い出がいっぱい。でもだからこそ、笑って…いや怖がってお別れを告げなくてはなりませんね。

怖さもストーリー性も、完結編に相応しくバージョンアップした『死霊館 最後の儀式』
怖さもストーリー性も、完結編に相応しくバージョンアップした『死霊館 最後の儀式』[c]2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

死霊館 最後の儀式』にはアナベル人形もまさかの形で再登場しますし、過去作品のさまざまな登場人物たちも友情出演しています。『死霊館』シリーズに欠かさず出演しているスティーヴ・コールターとシャノン・クックはもちろん、ジョン・ブラザートンの姿を再び観ることができて本ッ当にうれしかった!と同時に、遂に終わっちゃうんだなぁとしみじみ。

上映館はやや少なめですが、これをスクリーンで観ないと絶対に後悔するぞッ!ということで私はあと2回は観ようかなと考えているところです。掉尾を飾る完結編にふさわしい傑作に仕上がっていますので、ぜひ劇場でフィナーレを見届けていただきたいです。それでは今回はここまで、また次回お会いしましょう!

シリーズのフィナーレを、是非劇場で!
シリーズのフィナーレを、是非劇場で![c]2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved


文/サムゲタン市川(豆魚雷)

【豆魚雷】
1995年創業の「キャラクターショップ」。株式会社Ampusが運営する実店舗(高円寺店)、およびショッピングサイトで洋画やアメコミ、ゲームを中心としたフィギュアなどを始め、「豆魚雷」でしか買えない限定商品やオリジナル商品を多く取り扱っている。
最新情報は公式サイトhttps://mamegyorai.jp/をご確認ください。

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