独占取材!「死霊館」アナベル人形が編集部に突如現れた…実は気にしてる日本のホラーアイコンは?(※発言はすべて霊視通訳によるものです)
「呪われ足りなくない?」アナベルがシリーズ続行を熱望!?
――本日はどのような目的で?
「『死霊館 最後の儀式』の宣伝に決まってるじゃん!世界中でこれだけヒットしてるんだから、日本も盛り上げなきゃと思ってね」
――ついに「死霊館」ユニバースがフィナーレを迎えるとのことですが、いまのお気持ちは?
「『死霊館』の公開からあっという間に12年が経って、これまでユニバースといわれる作品が全部で8作。やりすぎじゃない!?てか、これ全部実話だからね。ヤバすぎるよ。でも観た人から『怖かった』とか『おもしろかった』とか言われるのは本当にうれしいこと。今作も間違いなくおもしろいし、めちゃくちゃ怖いから早く観てほしいんだけど、完結しちゃったらもうみんなの感想が聞けないっていうのが寂しい」
――最新作の見どころを教えてください。
「全部!選べるわけないじゃん!はっきり言って、今回の悪魔はヤバい。なんかウォーレンちゃんの過去と因縁があるっぽいんだけど…。あと“呪いの鏡”も!鏡って怖いよね。古典的だけど王道って感じがして。ウォーレンちゃんと娘の話も描かれてて、なんか感動しちゃってさ。呪おうとしてごめん、ってちょっと反省した(呪うけど)」
――アナベルさんの活躍も見られるんですか?
「良い使い方をしてくれて、チャベス(マイケル・チャベス監督)マジありがとうって感じ。12年がんばったご褒美だと思ってる」
――でも今回もウォーレン家の死霊博物館のガラスケースの中にいるんですよね?
「ガラスケース?ああ、まあ基本あの中だけど…。みんなが度肝抜かれる登場シーンがあるから絶対映画館で観て!」
――今回で本当に「死霊館」ユニバースは終わってしまうのでしょうか?
「私が訊きたい。『本当に最後?』『みんな呪われ足りなくない?』って。だって完結作が全世界でこれだけヒットしたんだから、続編やるしかなくない?みんなもっとアナベルのこと見たいと思うから、ワン(ジェームズ・ワン)に相談しようかな」
――ところで、日本にも様々なホラーアイコンがおりますが、気になっている存在は?
「やっぱ『リング』は外せない。貞子はマジでかっこいいからリスペクトしてる。あと最近だとアヤちゃん人形って出てきたでしょ?(註:『ドールハウス』に登場する人形)あれもめちゃくちゃいい感じ。日本のホラー映画も本当に怖いし、おもしろいのが多いから、『死霊館』でもっと怖がってもらえるように宣伝がんばらなきゃ」
取材・文/久保田 和馬