若きプレデターとアンドロイド少女の異色の共闘!『プレデター:バッドランド』本ポスター&予告

若きプレデターとアンドロイド少女の異色の共闘!『プレデター:バッドランド』本ポスター&予告

「プレデター」シリーズの最新作『プレデター:バッドランド』(11月7日公開)。本作の本ポスター&予告が解禁となった。

1987年の第1作から高度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦士プレデターと人類の死闘を描き、その唯一無二の世界観でファンを魅了し続けてきた「プレデター」シリーズ。今回初めて、プレデターを主人公とする新章が始動する。

生存不可能と謳われる最悪の地バッドランド。この地に追放されたのは、掟を破った若きプレデターのデクだ。誇り高き戦闘一族から追放され、宇宙一危険な「最悪の地(バッドランド)」に辿り着き、次々と敵に襲われる彼の前に現れたのは上半身しかないアンドロイドのティア。“狩り”に協力すると陽気に申し出る彼女にはある目的があった。“究極の敵”を狩って真のプレデターになれるのか。それとも獲物になってしまうのか。規格外のコンビが挑む、究極のサバイバルSFアクションが始まる。

解禁された予告映像は、すさまじいスピードでジャングルを滑落しながら、過酷な惑星バッドランドに着陸するプレデターの姿で幕を開ける。投げだされた若きプレデター、デクは拳を地面に叩きつけ咆哮を上げる。マスクの下に素顔を隠し、“狩る者”として君臨してきたプレデターが苦し気に呻く姿は、一瞬にして新たなる幕開けを鮮烈に印象付ける。

「ようこそ、宇宙で一番危険な星へ」の言葉通り、大地も、空も、森も、すべてが牙を剥くバッドランド。そこで待つのは、シリーズ史上最凶の捕食者たち。3本の長い足を幹に絡ませるようにして進む巨大な生物、象のように長い鼻と固い襟を持つ生物、長い尾を持つ翼竜のような生物、実を爆弾のように破裂させ鋭い棘を飛ばす危険な植物など、異形の脅威が次々とデクに襲い掛かる。そんな彼が出会うのは、半身のアンドロイドの少女ティア。極限の地で出会った2人は、バッドランドを生き抜くべく手を組むことに。

過酷な旅路の中で、バッドランド最強の敵である、全身に鋭い牙をまとった巨大な怪物と対峙する。さらに銃を構えた人間らしき部隊も参戦し、“ヤバすぎる”者同士の狩りは苛烈さを増していく。失敗が死を意味するバッドランドで、若きプレデターは生き残ることができるのか。

ド派手なアクションとともに、真紅の剣、羽のような形の盾など、プレデター独自の多彩な武器も登場。シリーズごとに変化を遂げてきた武器の数々がバッドランドでの死闘にどのように投入されるのか、想像をかき立てる。

あわせて解禁となる本ポスター。鬱蒼としたジャングルで植物の蔓や触手に囲まれる中、真紅に輝く剣を構えるデクと、銃を手にしたティアが背中合わせで共闘する姿を捉えている。今年7月のサンディエゴ・コミコンにて、「観客がプレデターの背中に“括り付けられて”旅をする。そんな体験にしたかった。恐ろしくも反英雄的な存在と、まったく異なる少女が共に進む。この予測不能の冒険が『プレデター:バッドランド』なんです」とダン・トラクテンバーグ監督は語っている。孤高の戦士が少女に背中を預ける。それはプレデターの常識を覆すことであり、まさしく本作を象徴する挑戦的なビジュアになっている。


狩るか、狩られるか。すべてを飲み込むバッドランドを若きプレデターと謎めいたアンドロイドの少女が進む『プレデター:バッドランド』が間もなく始まる。

文/平尾嘉浩

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