北村匠海&林裕太&tuki.が映画『愚か者の身分』の魅力をお届け!リアルな高校生トークも飛び出した校内放送収録現場に潜入

北村匠海&林裕太&tuki.が映画『愚か者の身分』の魅力をお届け!リアルな高校生トークも飛び出した校内放送収録現場に潜入

闇ビジネスから抜け出す“3日間の逃走劇”がサスペンスフルに展開する映画『愚か者の身分』(10月24日公開)。北村匠海、綾野剛、林裕太が共演し、貧しさから犯罪組織に関わり抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆が描かれる。若者の貧困や、日本社会に静かに侵食する闇ビジネスの実態など、現代のリアルな社会問題にも鋭く切り込んだ本作で、“闇ビジネス”に手を染める主人公タクヤを北村、タクヤと共に犯罪に加担している兄貴的存在の梶谷を綾野、兄のように慕うタクヤに誘われ、大金目的の軽い気持ちで裏社界に足を踏み入れてしまうマモルを林が演じている。

【写真を見る】学生時代の思い出話で盛り上がる、北村匠海&林裕太!校内放送収録中のオフショット
【写真を見る】学生時代の思い出話で盛り上がる、北村匠海&林裕太!校内放送収録中のオフショット撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

SNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を行うタクヤとマモル。彼らは劣悪な環境で育ち、気が付けば闇バイトを行う組織の手先になっていた。闇ビジネスに手を染めているとはいえ、時にはバカ騒ぎもする2人は、ごく普通の若者であり、いつも一緒だった。ある時タクヤは、この世界に入るきっかけとなった兄貴的存在の梶谷の手を借り、マモルと共にこの世界から抜け出そうとするが…。

現在、本作の魅力を伝えるべく、全国の高校610校にて10月27日(月)までの期間限定で、北村&林、そして主題歌「人生讃歌」を担当するtuki.によるスペシャル音源が、お昼や放課後に放送される企画を実施中。MOVIE WALKER PRESSでは、音声収録現場に潜入し、北村、林による映画の見どころや高校時代の思い出話、さらにtuki.本人が語る「人生讃歌」の誕生秘話から、現役高校生でもある彼女のリアルな学校生活が垣間見えるぶっちゃけトークなども織り交ぜて展開した収録の様子を独占レポート!収録後にはこの日が初トークとなった北村、林、tuki.が語ったお互いの印象や、北村&林の「学生時代にやり残したこと」エピソードなども聞けたので、たっぷりと紹介していく。

tuki.が語る“リアル”な高校生トークと思い出話で盛り上がる!

高校時代は勉強が好きだったと明かした北村
高校時代は勉強が好きだったと明かした北村撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

企画説明を聞きながら台本に目を通す北村と林は、「楽曲紹介パート」にはtuki.も声で参加することを知り、「楽曲の感想が伝えられる!」とウキウキ。「高校生が作ったとは思えない」「あんな歌詞が書けるなんて…」と感心しながら、「高校時代はどんな感じだった?」「高校のころの友達とはいまでも会ったりする?」などと雑談をしながら、リラックスムードで本番までの時間を過ごしていた。

収録がスタートし、まずは「作品紹介パート」へ。校内放送で全国の高校に「お邪魔している」ことにちなみ、自分たちの高校時代の話をすることに。しかし、ここでプチハプニングが。北村が林に「どんな高校生活を送っていたのか、部活は?」などと尋ねると、「部活はやってない」という回答が。北村が「台本には陸上部って書いてあったから…」と笑い出したところで、収録は一旦ストップかと思いきや、アドリブトークが展開していく。林が高校時代に部活をやっていなかった理由が明らかになり、さらに、当時はゲームに没頭する生活を送っていたことも判明。勉強はほどほどにやっていたという林に対し、北村は勉強が楽しくて仕方なかったそうで、勉強好きが高じて放課後に楽しみを見つけることができたとも明かす。さらに林がその片鱗が“いま”の北村にも見えると指摘するなど、興味深いトークが展開していった。2人が高校時代の思い出で盛り上がったところで、主題歌を担当するtuki.を呼びこむ。

北村のエピソードに、真剣な眼差しで聞き入る林
北村のエピソードに、真剣な眼差しで聞き入る林撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

現役高校生のtuki.は収録当時、絶賛文化祭の準備中だと明かし、さらに「他校の文化祭に彼氏を探しに行こうかなと」などと“リアル”な高校生トークを披露。林も「男子校だったから彼氏を探しにきている他校の女子いました!」と反応。北村は「他校」という響きに学生らしさを感じたようで、「久しぶりに聞いた。なんかいいよね、“他校”…」とリピートする場面もあった。

「人生讃歌」には「自分が選んだ人生を愛してほしい」「自分の人生を褒めてあげよう」という想いを込めたと明かしたtuki.に対し、「本当に曲がすばらしい。すばらしい曲をありがとうございます」と感謝を伝えた北村は、最後に「人生讃歌」が流れることで映画が完成した印象があったと大絶賛。最初に聴いた時は鳥肌が止まらなかったという林は「映画館で聴くべき曲」とおすすめし、映画に出てくるタクヤ、梶谷、マモルにとってのギフトのような曲にも感じていると話した。


“闇ビジネス”に手を染めた若者3人の逃走劇、『愚か者の身分』は10月24日(金)公開
“闇ビジネス”に手を染めた若者3人の逃走劇、『愚か者の身分』は10月24日(金)公開[c]2025映画「愚か者の身分」製作委員会

「原作と脚本を読んで思ったことをそのまま書いた」と楽曲誕生の瞬間を振り返ったtuki.に対し、北村は「ちゃんと僕たち3人と同じラインに立って、この曲が出来上がったんだなというのを感じました」としみじみ。現役高校生tuki.の才能に衝撃を受けた北村が「まさにいまの10代、高校生のみなさんは才能の原石!」と切り出し、映画にも絡めたメッセージでエールを送り、最後は3人で声を揃えて「映画館に観にきてね〜!」と呼びかけ、校内放送収録を無事に終了した。

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