「アニメーション版よりも実写版を観たいま、ナニの気持ちが痛いほどわかるなと思いました」(鎌田)
――今回、リロやナニ役のキャストだけではなく、スタッフも70%がハワイアンの方々だそうです。ディーン・フライシャー・キャンプ監督が「オリジナル版へのラブレターにしたい」と宣言され、ネイティブのスタッフがロケハンをしてロケ地を決めたとか。
竹内「どのシーンをとっても山や海など、美しい自然に恵まれた場所なんだと感じられて、アニメーション版よりもハワイの空気感が伝わってきました」
鎌田「舞台のカウアイ島は観光地のワイキキとは違い、もっとローカルなハワイですからね」
中西「アニメーション版をリスペクトして作られたことを大いに感じました。私は鑑賞前にどっぷり世界観に浸かろうと思って、サントラを事前に聴いていきました。そのおかげか、映画の最初に『He Lei Papahi No Lilo a me Stitch』が流れた時、テンションが上がりました!曲を聴いているだけで、ハワイに住んでいないのに故郷に帰ったような感覚もあったというか」
竹内「キャストもよくて、特にマイアちゃんは演技初挑戦だったそうですが、全然そんなふうに見えなかったです。リロのイメージ通りでした」
鎌田「というか、リロのまんまでした!」
中西「フラのシーンが抜群によかったです。私はオーディションの時の映像をネットで観たのですが、ネイティブなのでバチバチに踊れていて、めちゃくちゃかっこよかった。彼女がリロで本当によかったと思えるパフォーマンスでした」
鎌田「あと、たぶんいま大人になって映画を観たからだと思いますが、当時よりもナニの気持ちが痛いほどわかるなと思いました。両親が亡くなって、かなり厳しい環境じゃないですか。子どものころに観た時では、そこまで感情移入できなかった気がします」
竹内「私はハンモックで姉妹が2人の暮らしについて語り合うシーンにぐっと来ました。私たちからすると、18歳のナニはまだ子どもですが、2人で頑張っていきたいというところに感動しました」
中西「確かに。アニメーション版では、ナニのバックグラウンドや夢などについて、実写版ほど丁寧に描かれてなかったですね。実写版で細かく深掘りされていたからこそ、最後にナニが、やっぱり自分のやりたいことをやる!と決断できたことは観る側としてもうれしかったです」
――ちなみに未公開映像では、リロとナニのやりとりのとっておき映像が入っています。
鎌田「え!それは気になります!」
――ほかのお気に入りのシーンも教えてください。
竹内「リロたちがサーフィンに乗るシーンです。元々好きなシーンでしたが、実写版ではそのよさを失うことなく、いい画になっていました。最初に犬と人が乗っているのを見たスティッチが『僕も乗る』という感じの展開がかわいかったです」
鎌田「僕が個人的に好きなのは、ジャンバ博士とプリークリーのユーモアあふれるやりとりです。テレビシリーズも観ていましたが、実写版でも安定感がありました。特に僕は、プリークリーのテンションが高いのに軽い感じが大好き。あと、リロとナニを見守るご近所のトゥトゥを日本語吹替版で渡辺えりさんが演じていますが、演者さんと渡辺さんがとても似ていらっしゃってびっくりしました(笑)」
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<ボーナス・コンテンツ>
■オハナは家族
■オリジナル版と比べてみよう
■NGシーン集
■スティッチと一緒に見よう!
-地球へ
-パッジのランチ
-フラの発表会
-名前は“スティッチ”
-おフロで大暴れ!
-スティッチの特技
■未公開シーン
-家の掃除
-リロからの歌
発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
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