綾野剛も思わず共感!北村匠海が『愚か者の身分』完成披露試写会で明かした“愚か者”だと感じる瞬間「人間の業」
9月24日、都内で実施された主演映画『愚か者の身分』(10月24日公開)の完成披露試写会に北村匠海、林裕太、綾野剛、そして永⽥琴監督が登壇した。
映画のタイトルにちなんで「愚か者」だと感じる瞬間を発表した俳優陣。北村は「欲望に負けて深夜にラーメンを食べる事があって。その愚かさがある」と告白すると、綾野も「深夜に食べるあれ、なんであんなに美味いんだろうね」と共感。さらに北村が「しかも買い溜める。仕事から疲れて帰って来た深夜にこっちを見てきて…ついついお湯を入れて食べてしまう」と反省すると、「人間の業。あれは愚かだよ」と深夜ラーメンに恨めしそうだった。
4人は先日、釜山国際映画祭に参加。北村は「第30回釜山国際映画祭初のコンペティションの場にまさか自分たちが立てるというのも感慨深かった」と感想を述べて「自分として初めての国際映画祭の場に行かせていただいたので、このメンバーで行けてよかったと思ったし、焼肉も食べに行って本当に美味しかったです」とうれしそうに報告した。
上映会にも参加した林は「現地のお客さんと一緒に観て、笑い声や涙で鼻を啜る音が聞こえてきたりして。お客さんの感情の動きを生で体感できたのは貴重」としみじみ。綾野もレッドカーペットを振り返り「声援にどのように答えていけばいいのか、どちらかというと役者側のほうが知らないことが多くて、自分たちはお客さんやファンを通して学ばせてもらう事が多いと思った」と発見があった様子。
永田監督は「大声援のなか、レッドカーペットを歩かせていただきました。祝福されるなかでコンペティション部門に選ばれたことを実感して、世界が注目してくれたことに対してうれしかったです」と喜びを語った。
さらに、本作のキャッチコピー「生まれ変わるんだ」にちなんで、「生まれ変わったらやってみたいこと」も発表。先日まで東京で開催されていた世界陸上に刺激された林が「世界一速く走りたい」と言うと、陸上部出身の綾野も「最高だったよね~!」とすかさず反応。すると北村は「僕も一応速かった。小3からずっと選抜リレーに出て高校3年ではアンカー。マラソン大会も学年10位。でも僕はバスケ部でした」とまさかの俊足エピソードを打ち明けると、これにも綾野が「バスケ部は強いよね~!」とノリよく反応してみせ、終始和やかなイベントとなった。
取材・文:石井隼人