記憶を失う病にかかった殺し屋の最後の完全犯罪『殺し屋のプロット』予告編、日本版ビジュアル、場面写真到着
<コメント>
●マイケル・キートン(ノックス役)
「脚本を初めて読んだ時、『すばらしい脚本だ。いつ撮ろう?』と思ったことを覚えている。脚本を読んでも、その時別の撮影をしていたり、プライベートでなにかあったりして、一旦保留にすることは珍しくない。でも、この物語は頭から離れなかった。この映画は一つのカテゴリーに収まらない。ノワールであり、同時に家族の物語でもある。そして気づいたんだ。その“どこにも属さない感じ”こそが、この作品の魅力だと。
ゼイヴィア役は、最初から『アル・パチーノでいこう!』と決めていたわけじゃない。じっくり考えた末、『やっぱり彼だ』と決めた。幸運なことにアルはやると言ってくれて、電話で長い会話を交わした。登場人物についてあれこれと話したが、驚くほど気楽で気取らない会話でしたよ。映画作りについての堅苦しい話はなく、自然だった。それが僕にとって人生で一番の『演技についての会話』になった。映画が終わったあとも、あちこちで褒めてくれているらしい。本当にありがたいです」
文/サンクレイオ翼
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