時代背景から大迫力シーンの裏側まで、上映時間191分の超大作『宝島』を5分で徹底解説!
第160回直木賞を受賞した真藤順丈の同名小説を、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督のメガホンのもと、妻夫木聡主演、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太の共演で映画化した『宝島』(9月19日公開)。このたび本作から、作品の魅力を徹底解説する特別映像「5分でわかる『宝島』」が解禁された。
アメリカ統治下の沖縄で、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”として生きる幼なじみのグスク(妻夫木)とヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)。しかしすべてを懸けて臨んだ襲撃の夜、彼らの英雄的存在でリーダーだったオン(永山)は“予定外の戦果”を手に入れて突然消息を絶ってしまう。残された3人は、オンの影を追いながらそれぞれの道を歩みはじめるが…。
このたび解禁された特別映像では、“宝島宣伝アンバサダー”でもある妻夫木のメッセージと共に、構想6年・総制作費25億円という日本映画としては破格のスケールで作りあげられた本作の魅力が映しだされていく。時代背景はもちろん、クラシックカー50台をはじめ当時の沖縄をリアルに再現するため“本物”にこだわり抜いた美術や装飾、5000人ものエキストラが投入された大迫力シーンの裏側など。
さらに、消えた英雄の影を追い求めて奔走するグスクたちの姿と、彼らに降りかかる過酷な運命の一端も。20年の歳月を経て彼らがたどり着く衝撃の真実と、消えた英雄が命を懸けて守り抜いた“秘密”とは…。時代の波に翻弄されながらも立ち向かい、熱く生き抜いた若者たちを描く191分の超大作を、是非とも劇場のスクリーンで目撃してほしい。
文/久保田 和馬
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