松本若菜が『ジュラシック・ワールド/復活の大地』大ヒットイベントで、“復活”を実感した瞬間を告白!
映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(公開中)大ヒット記念 新ジュラ夏祭りと題したイベントが8月12日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催され、日本版吹替えキャスト、ゾーラ・ベネット役の松本若菜、テレサ・デルガド役の吉川愛、ダンカン・キンケイド役の楠大典、科学者8役を担当し宣伝隊長を務めるやす子が浴衣姿で登壇。ジュラ感&真夏感たっぷりのイベントを盛り上げた。
不朽の名作「ジュラシック」シリーズの新たな章の幕開けとなる本作は、7月2日に北米で公開し全世界を熱狂させ、満を持して8月8日に日本に上陸。夏休み真っ只中の日本を賑わせている。
周囲の反応から、大作の吹替えキャストを務めたことを実感していると笑顔の松本。「もし、実写で出演するなら?」との質問に、「どうせ出るんだったら、食べられたい。血だらけになって『わーー!』と(必死に逃げようとする役を)やってみたい」と吉川が答えて笑いを誘うなど、冒頭からトークを盛り上げる。ワイルドで男気溢れるキャラクターのダンカンにちなみ、「いい男の条件とは?」と問われた楠は「いい男の条件をそうじゃない男に訊く?」とニヤリとしながらも、『ジュラシック・ワールド』の世界なら「筋肉モリモリじゃないといろいろと守れないかもだし、現代だと必要ないのかな…」と考え込み、「名前に“岩”がついている人が男前なんじゃないの?あと“典”とか?」と、本作で恐竜オタクの古生物学者ヘンリー・ルーミス博士の吹替えを担当した岩田剛典をほのめかす回答でニコニコ。自身の名前にも“典”の文字が入っていることに触れ、「半分くらいは(いい男の条件に)重なっているのかな?」などとおどけると、松本からは「ダンディです!」、やす子からは「すてきです、男前です!」とのコメントが飛び、少し照れた表情を浮かべていた。
アフレコを振り返り「こけるシーンで、『どひゃー!』って言ったら喜劇になっちゃうんで」とNGを出されたと明かしたやす子は、「最初のほうで5秒くらい映っています。ぜひ、注目してください!」と自身の出演シーンをアピールし、大きな拍手を浴びていた。
本作のキーワード“復活”にちなみ、自身が復活する瞬間を発表する場面も。「一番最初に頭に浮かんだのは数年前にヘルニアになったこと」と告白した松本。仕事に影響が出ないよう手術を選んだと話し、「手術後にベッドから立ち上がって床を歩いた一歩目。復活を感じました」とニッコリ。「健康第一!って実感しました」とも補足していた。
「岩盤浴」と答えた吉川が「次の日が大事な仕事という時には必ずいきます。大体朝から夜までいて…昼過ぎから復活します」との説明に楠が「そんなに長く?干からびちゃうよ」とツッコミ。「大体11時間くらいいます」とスッキリとした顔で答えた吉川は「リセットになります!」とおすすめ。「俺もリセットしたほうがいいのかな…」と微笑みながら自身のお腹をさすった楠の“復活”は本作だそうで、「以前、ダンカン役の役者さん(マハーシャラ・アリ)の吹替えを違う映画でやったことがあって。でもその後、諏訪部(順一)くんにとられて、この作品で復活!しました」と声優あるあるだとしみじみする場面もあった。
やす子は「ロケで『はい~』言い忘れて。カンペで『はい〜』って出た時に、言わなきゃ!って復活しました」と慌てた様子を再現。「最近、言い忘れがちです」と正直に明かしたやす子は迷彩柄も着ないことも増えていると付け加え、「キャラ変しています。事務所の方針です!」と打ち明けると、会場も取材陣も大笑いしていた。
イベントでは、モササウルスの巨大パネルが浮かんだプールが登場し「モササウルスすくい」にも挑戦したキャスト陣。みんなで一緒にすくいあげるため(実際には、釣り竿を使って釣り上げた)に、事前にしっかりと打ち合わせ。本番一発勝負のゲーム企画に「リハをやっておけばよかった…」と話した楠だったが、息ぴったりの見事なチームワークでモササウルスをすくいあげ、会場から大きな拍手を浴びていた。また、フォトセッションには本作のタイトルロゴ入りの氷彫刻も登場し、熱く盛り上がるステージにひんやりとした空気を運んでいた。
取材・文/タナカシノブ