『カラダ探し THE LAST NIGHT』橋本環奈が魅せた表現力、眞栄田郷敦のビジュアル激変に騒然!撮影現場レポートが到着
10代、20代の男女を中心に絶大な人気を誇り、2022年公開のホラー映画ナンバーワンのヒットを記録した『カラダ探し』の最新作、『カラダ探し THE LAST NIGHT』(9月5日公開)。学校で行われた「カラダ探し」を終わらせた直後、明日香(橋本環奈)が幼なじみの高広(眞栄田郷敦)の目の前でこの世から姿を消してしまう…という衝撃の幕開けとなる本作では、お互いへの想いを力に「カラダ探し」の謎に挑む明日香と高広の一途さ。そして高広と一緒に「カラダ探し」に挑む、新メンバーのフレッシュな表情も大きな見どころ。この度、豪華キャスト陣のクランクインに密着した現場レポートが到着した。
“赤い人”から逃げながら、バラバラになった体のパーツを探し出し、すべて見つけるまでは同じ日を繰り返すという恐怖のループ「カラダ探し」に巻き込まれた人たちの戦いを描く本シリーズ。最新作は、2024年9月26日に大分県別府市にある遊園地・城島高原パークでクランクインを迎えた。
撮影初日に顔を揃えたのは、遊園地を訪れながらも、突然に「カラダ探し」に翻弄されることになる同級生5人を演じる新メンバー。櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明という個性豊かな面々が集った。営業中の遊園地に降り立ち、楽しそうに周囲を見渡した5人。櫻井演じる陸人は、ビビリなオタク系男子というキャラクターで、これまではクールな役どころに扮することも多かった櫻井にとっては新境地。大和役の鈴木と親友ならではのテンポの良いやり取りを繰り広げる中で、初日からコミカルな表情が見えてきた。陸人&大和のコンビネーションにも期待大だ。またキャリアの長い鈴木はメンバーの良き相談相手で、スタッフを巻き込んだムードメーカーとしても頼もしい存在となっていた。
空手部副部長の岬を演じる安斉は、撮影の合間にも蹴りの練習!撮影の2か月前からアクション練習に打ち込んでいたそうで、華麗なハイキックを繰り出す安斉に周囲も「こんなに足が高く上がるの⁉︎」と驚愕。そして本作で映画初出演を果たすのが、一軍女子である有紗役の本田と、他人との会話が苦手な航役の吉田だ。たくさん付箋を貼った台本からも撮影への意気込みが伝わる本田は、羽住英一郎監督からの演出にも溌剌と応えるなど、その瞬発力はさすがのひと言。「緊張してソワソワしています」と落ち着かない様子の吉田は、歩く際に右手と右足が一緒に出てしまうひと幕も。吉田は、「皆さんにたくさんアドバイスをいただいた」とアクションや演技面で支えてくれた先輩俳優に感謝しきりだ。「お互いに頑張ろう」と声を掛け合う本田と吉田の緊張をほぐすように、みんなで笑顔や会話を弾ませる場面も多かったが、遊園地という場所も5人の絆をますます深めた。
本物のメリーゴーラウンドやゴーカート、水上コースター、観覧車などあらゆる乗り物をふんだんに使用しながら、疾走感のある画をたっぷりと撮り上げていく本作。クランクイン初日は、日中から夜にかけて撮影が行われたが、キラキラとした遊園地は夜になると雰囲気が一変。人の気配や歓声が消え、どこか不気味なムードが漂う。とりわけ存在感を示していたのが、城島高原パークのシンボルとも言える木製コースター「ジュピター」。暗闇にドンとそびえ立つ様子には、えも言われぬ恐ろしさがある。そんななか、5人のメンバーは「ジュピターに乗りたい!一緒に乗ろう」と計画を立てるなど表情は明るい。満点の星空の下、さっそく“赤い人”と対峙するなど「カラダ探し」の洗礼を受けていた彼ら。激しいアクションやホラー描写にも挑んだが、クランクアップ時には「このメンバーだから乗り越えられた」と劇中同様に心強い仲間がエンジンになったと声を揃えていたのも印象的だ。