バッテリィズが“ドラゴンライド”を体感!『ヒックとドラゴン』が4D鑑賞推しの理由「ヒックやトゥースの気持ちとリンクする」

バッテリィズが“ドラゴンライド”を体感!『ヒックとドラゴン』が4D鑑賞推しの理由「ヒックやトゥースの気持ちとリンクする」

「俺はまだ親父を許していないけれど…」(寺家)

「ヒックのかわいい表情がたまらない!」と大興奮のバッテリィズ
「ヒックのかわいい表情がたまらない!」と大興奮のバッテリィズ[c] 2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ドラゴンライド体験はもちろんのこと、美しい映像も本作の注目ポイントのひとつ。2人もドラゴンの再現度には驚きを隠せなかったようで、「いまの時代、CGを使っての映像表現がすごいのはわかっているけれど、歯とか皮膚とか細かいところまでリアルに再現されているのに感動しました」と、エースは語る。さらに「実は最近トカゲを飼い始めたのですが、トゥースにめちゃめちゃそっくり。映画を観ている時に思い出しました(笑)。名前をトゥースに変えようかな…」とすっかり魅了されたよう。トゥースのかわいさが印象に残ったという寺家は、「特に目がかわいい!トゥースだけでなく、ほかのドラゴンたちも目がすごくかわいかったです」と目尻を下げる。

飛行シーンが楽しみだったエースと、4D初体験の寺家がワクワクしたシーンとは?
飛行シーンが楽しみだったエースと、4D初体験の寺家がワクワクしたシーンとは?撮影/山田隼平

ストーリーやキャラクターにも惹き込まれて「魅力がいっぱい!」と声をそろえた2人。エースは「わかりやすいストーリーで感動できるのはサイコーですね。僕は主人公を好きになるタイプなのですが、お気に入りはやっぱりヒック!」と明かし、さらに「最初はムカつく!と思うような、主人公のまわりを取り巻くキャラクターと、最後は仲良くなるみたいな展開があるのもすごくいい。必ず1人はいるじゃないですか、『ハリー・ポッター』でいうところのマルフォイみたいなやつ!そういうキャラが出てくるのもいいと思いました」と、ヒックと共にドラゴンを倒す訓練に参加する、うぬぼれ屋のスノット(ガブリエル・ハウエル)のことも気になったようだ。

ドラゴンと戦うバイキング一族のリーダーでヒックの父であるストイックを、ジェラルド・バドラーが演じる
ドラゴンと戦うバイキング一族のリーダーでヒックの父であるストイックを、ジェラルド・バドラーが演じる[c] 2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

寺家は「俺はまだ親父を許していないけれど…」とヒックの父でバイキング一族の長ストイックを、“ある意味で”印象に残っているキャラクターに挙げ、「ネタバレになるからあまり言えないけれど、親父がヒックを理解していれば…みたいな気持ち。一族の長として『お前が冷静だったら…』と思ってしまうところは正直、ありましたね」と素直な感想を述べる。「まだヒックの親父のことを許してないの?」とのエースの問いに「完全には許していない!」と答えた寺家だったが、「でも、結局あの展開には感動しました。親父があんな感じだから、最後の“あれ”が効いてくる。その落差みたいなのがよかったので…。その“あれ”な部分はぜひ、劇場で確かめてほしいです」とネタバレを回避しながら、注目ポイントに触れていた。

父親、友達、仲間たちには内緒で「トゥース」と名付けたドラゴンと会っていたヒック
父親、友達、仲間たちには内緒で「トゥース」と名付けたドラゴンと会っていたヒック[c] 2025 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ドラゴンに乗っているような躍動感あふれるアクションを楽しみながら、友情や親子愛など余韻の残る感動作として、世代を超えて楽しむことができる本作。特におすすめするなら、「社会人になりたてとか、高校生になりたて、大学生になりたてみたいな人」と答えたエース。新しい環境で新たな出会いがある人に観てほしいとのことで、「しゃべってみたら意外と…みたいなことってあるじゃないですか。ヒックも最初はドラゴンが怖い、ドラゴンは敵と思って近寄れなかったけれど、向き合ってみたら意外と…ってなったわけだから。しゃべってみてやっぱり嫌いと思うのは仕方ないけれど、しゃべらないで嫌い、苦手と思うのはよくないって思いました」と語るエースの姿を、「ちゃんと学びがあったんだなあ」とうれしそうに見つめる寺家は「僕は子どもに見せたい。まだ3歳だからストーリーを理解するには早いけれど小学生くらいなら、親と一緒に映画館に観に行って楽しんでほしいと思います」と親目線に。

「楽しすぎる映画だから、小さい子どもだとはしゃぐだけで終わってしまうかもしれない。映画のいいところをしっかり受け止めるなら高校生以上かなと思って。僕も思わず声が出てしまいそうなシーンがあったから、『少しくらいは声が出てしまってもOKです』とか、座席に貼り紙がほしいくらい(笑)」と話すエースに、寺家も「確かに。楽しくてはしゃいで終わっちゃって、帰り道に物語の説明をしなくちゃいけないかも(笑)」と、大人も子どももそれぞれの目線で楽しむことができる映画だと語り合っていた。

最後に、もしバッテリィズの2人でヒックとトゥースのように冒険をするなら?と質問すると、劇中で描かれるドラゴン討伐にすっかり影響されたエースは「冒険よりも退治に興味がある!」と明かし、「退治でもいいですか?」と反応。寺家が「じゃあ、2人で巨大グマを退治に行くとしたら?」と切り出すと、エースは「僕が斧を持って戦って、(寺家は)後ろで銃を撃っているみたいな…」と退治の方法をイメージ。すると寺家は「銃を構えながら、クマの特徴とかを分析してデータにする。右のパンチで隙ができるみたいなのとか。そういう感じかな」と想定すると、エースは「いつもどおりの作戦」と、バッテリィズならではの抜群のコンビネーションを見せてくれた。

ヒックとトゥースの友情にもグッときた!というバッテリィズの2人
ヒックとトゥースの友情にもグッときた!というバッテリィズの2人撮影/山田隼平


取材・文/タナカシノブ

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