『星つなぎのエリオ』は“ピクサー泣き”必至…映画ファンに一番泣いたディズニー&ピクサー作品を聞いてみた!

『星つなぎのエリオ』は“ピクサー泣き”必至…映画ファンに一番泣いたディズニー&ピクサー作品を聞いてみた!

自分には居場所がないと感じながら生きてきた少年エリオ(声:川原瑛都)と、孤独なエイリアンの少年グロードン(声:佐藤大空)が出会い、友情を通じて自分自身を見つめ直し、共に成長する姿を描くディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』(公開中)。ディズニー&ピクサーはこれまでも「トイ・ストーリー」シリーズや『リメンバー・ミー』(17)、『インサイド・ヘッド2』(24)など数多くの感動作を世に送りだし、人々の心に寄り添ってきた。

両親を亡くし孤独を感じるエリオは、宇宙で居場所を見つけるため無線で通信を図る(『星つなぎのエリオ』)
両親を亡くし孤独を感じるエリオは、宇宙で居場所を見つけるため無線で通信を図る(『星つなぎのエリオ』)[c]2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

そこで今回、MOVIE WALKER PRESSでは、“あなたが泣いた、感動したディズニー&ピクサー作品”というテーマで映画ファンにアンケートを実施。改めて大人も感情移入できる秀逸なストーリーテリング、唯一無二の世界やキャラクターの魅力について、ファンから寄せられた熱いコメントと共にランキング形式で紹介していく。また、ディズニー&ピクサー史上“最もやさしい”と言われる最新作、『星つなぎのエリオ』を鑑賞した映画ファンの感想コメントもピックアップ!見どころに迫っていく。

【1位】ポップなビジュアルで描く“命の証”をたどる旅『リメンバー・ミー』

主人公の封じ込められた夢を通し、“死”の本質に向き合っていく『リメンバー・ミー』
主人公の封じ込められた夢を通し、“死”の本質に向き合っていく『リメンバー・ミー』『リメンバー・ミー』 ディズニープラスで配信中 [c]2025 Disney/Pixar

第1位は、代々音楽を禁じられた家族に囲まれて育ちながら、密かにミュージシャンになることを夢見る少年が、先祖の魂を迎えるお祭り“死者の日”の夜に、先祖たちが暮らす“死者の国”へと迷い込んでしまう壮大な冒険物語『リメンバー・ミー』。

主人公の少年ミゲル(声:石橋陽彩)と、死者の国で出会ったガイコツのヘクター(声:藤木直人)の2人がコンビを組み、ミゲルの家族にまつわる衝撃の秘密を明らかにしていく。冒険物語としてのエンタテインメント性はもちろん、カラフルな色彩で描かれる死者の国の美しさや、音楽と温かな鑑賞後感が心に残る一作だ。

「『人は忘れられた時に本当の死を迎える』というテーマが心に深く残った。映像の美しさや音楽の力もさることながら、誰かに『思い出してもらうこと』が人の存在価値になるというメッセージに、自分自身の生き方を重ねて考えさせられました」(20代・女性)
「ビビッドで美しい死者の国の描写が、“死=悲しいもの”ではなく、“愛されていた証”としてあたたかく描かれているところも印象的。前向きな死生観に救われるような気持ちになりました」(20代・女性)


とあるように、メッセージ性の高さに多くの人が共感し、心を揺さぶられた号泣必至の名作だ。

【2位】変わらぬ人気!おもちゃが持ち主に抱く愛情に涙する「トイ・ストーリー」シリーズ

はじめは凸凹ながら、しだいに友情を育み、同じ目的のため力を合わせるウッディ&バズの姿に涙…(『トイ・ストーリー』)
はじめは凸凹ながら、しだいに友情を育み、同じ目的のため力を合わせるウッディ&バズの姿に涙…(『トイ・ストーリー』)『トイ・ストーリー』 ディズニープラスで配信中 [c]2025 Disney/Pixar

6歳になる少年アンディ(声:市村浩佑)の一番のお気に入りおもちゃ、木製のカウボーイ人形のウッディ(声:唐沢寿明)と、彼の仲間のおもちゃたちとの奮闘を描いた「トイ・ストーリー」が、シリーズ総合では得票数第1位、単体作品として第2位に『トイ・ストーリー3』(10)がラインクインする結果となった。『トイ・ストーリー』(95)は以降、数々の“もしもの世界”を生みだしてきたピクサー・アニメーション・スタジオの記念すべき長編1作目でもあり、いまなお、世界中で新しいファンを増やし続けている名作だ。

古めかしいカウボーイ人形のウッディと、最新型のアクションフィギュアである宇宙ヒーロー、バズ・ライトイヤー(声:所ジョージ)との間に生まれる思わぬ友情。アンケートでは、

「子どものころに大切にしていたおもちゃを友だちに馬鹿にされて捨ててしまったことを思い出し、映画館で号泣した覚えがあります」(40代・男性)
「物を大切にすること、思い出を丁寧に扱うことの大切さを教わりました。いまでもなにかを手放す時にこの映画を思い出します」(30代・女性)


と、自身とおもちゃの思い出を重ねる人も多かった。おもちゃたちが持ち主のアンディを慕うひたむきな気持ちに胸がじんわり熱くなる。


アンディ宅の外で新たな仲間を見つけるウッディ。彼はそこを居場所だと感じるように(『トイ・ストーリー2』)
アンディ宅の外で新たな仲間を見つけるウッディ。彼はそこを居場所だと感じるように(『トイ・ストーリー2』)『トイ・ストーリー2』 ディズニープラスで配信中 [c]2025 Disney/Pixar

また、『トイ・ストーリー2』(99)では「“おもちゃたちの存在意義”に真正面から向き合った物語だった。特にジェシーの『昔は持ち主に愛されていたのに、成長と共に忘れられてしまった』というエピソードには本当に胸が締めつけられました」(30代・女性)、『トイ・ストーリー3』では「仲間との絆や“さよなら”のせつなさ、そして新しい一歩を踏みだす勇気が胸に深く刺さり、大人になったいまだからこそ、よりいっそう心に響きました」(30代・男性)など、続編も多くの票を獲得。作品ごとに異なる魅力があるのも本作の特徴で、成長したアンディのもとを離れ、持ち主が変わったウッディの新たな決意を描く『トイ・ストーリー4』(19)では「公開当時、人生初めての転職をした私は、新しい舞台で輝こうとするウッディたちにシンパシーを感じ、彼らのようにがんばろうと勇気づけられた」(30代・男性)といった声が寄せられるなど、シリーズを通して高く支持されている。

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