『星つなぎのエリオ』は“ピクサー泣き”必至…映画ファンに一番泣いたディズニー&ピクサー作品を聞いてみた!

『星つなぎのエリオ』は“ピクサー泣き”必至…映画ファンに一番泣いたディズニー&ピクサー作品を聞いてみた!

「そのままの君でいい」と伝えてくれる感動作『星つなぎのエリオ』

グロードンと出会い、2人でコミュニバースを冒険するエリオ(『星つなぎのエリオ』)
グロードンと出会い、2人でコミュニバースを冒険するエリオ(『星つなぎのエリオ』)[c]2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

星つなぎのエリオ』は、自分を理解してくれていた両親を事故で失って間もない少年エリオが、宇宙の星々の代表が集まる場所“コミュニバース”に招かれ、想像もしなかった出会いを体験する感動のファンタジーアドベンチャー。

周囲になじめず、自分の居場所はここにはないと感じていたエリオは、宇宙で自分と同じように孤独を抱えていたエイリアンの少年グロードンと出会い、“本当の友だち”になる。しかしそこへ、コミュニバースが崩壊の危機にさらされる事態が発生。エリオが星々の世界を救うカギは、グロードンがエリオに打ち明けた秘密に隠されていた。試写会で本作を鑑賞した映画ファンからは、

「子どもの時に感じた孤独感がリアルに描かれていました。大人の立場にもなって、オルガの気持ちが分かりつつも、過去に感じたことがあるのに、子どもの孤独感に気づけないやるせなさも感じました。ただ、『ぼくは好きだよ』のひとことで救われる。言葉や違う生命体だったとしても作れる友情があるっていうのを感じました。」(20代・女性)
「人と違うことは悪くない、自分の居場所が今見つからなくてもきっとどこかに必ずあるということを伝えてくれたと思いました。また、自分から一歩踏み出すことも重要だと感じました。」(20代・男性)
「愛されている自覚を持つことがありのままでいることへの自信に繋がるんだと気付かされた。」(20代・女性)


といった共感と絶賛、そして感動の声が多く寄せられている。

宇宙中の技術や能力が集うコミュニバース。その美しさも圧巻!(『星つなぎのエリオ』)
宇宙中の技術や能力が集うコミュニバース。その美しさも圧巻!(『星つなぎのエリオ』)[c]2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

誰しもが自分の居場所に不安を感じ、自分自身に自信が持てない時があるはず。そんな時、お互いに本当の気持ちを理解し合える友だちの存在が、どれほど自分を肯定し、励ましてくれるか。本作を観て、まったく違う場所、違う境遇で育った人間とエイリアンの奇跡の友情に憧れ、優しい涙があふれる人は多いはず。そして、甥であるエリオの親代わりとなる女性オルガ(声:清野菜名)、息子グロードンの気弱さを憂う戦闘種族のリーダー、グライゴン(声:松山ケンイチ)など、大人側のキャラクターの背景や心情が繊細に描かれていることも大事な要素。彼らを取り巻くコミュニバースの友好的な大使たちも魅力的で、きっと誰かしら自信を投影するキャラクターが見つけられるはずだ。

家族や友情の絆、自己肯定の大切さ、自分が自分のままで輝ける居場所…ディズニー&ピクサー映画が描いてきた様々なテーマを引き継ぎ、観る人の心を優しく包み込んでくれる『星つなぎのエリオ』。エリオと同世代の子どもたちはもちろん、かつて少年少女だった人たち、子を持つすべての親の胸に響くことだろう。


文/石塚圭子

最も“やさしい”感動の世界へ『星つなぎのエリオ』特集【PR】

関連作品