寺島しのぶ、大谷亮平、篠井英介、奥野瑛太が『おーい、応為』に出演!葛飾応為を取り巻く人物を演じる
<コメント>
●寺島しのぶ(こと役)
「京都での3日間の撮影。あっという間に終わってしまいました。大森監督の迷いの無い演出、長澤まさみさんとの2回目の共演、またうまくいってない夫婦を永瀬正敏さんと演じ、若松組でご一緒したスタッフの方々との撮影はとても楽しかったです」
●大谷亮平(初五郎役)
「撮影からある程度期間が経ったとはいえ、初五郎という役をなにを考えどう演じたかさえ忘れてしまうほどに現場ではその瞬間に身を委ねていたように思います。目の前の風景をボーっと眺め、聞こえてくる自然豊かな音を味わいながら、そんな感じでゆったりと、潤沢な時間でした。大森監督とは役をどう演じるかということや、そのほかにもいろいろお話させていただきましたが、とても興味深い内容のものが多く、今回監督の世界観に少しでも入れていただいた事はとても意義のある体験でした」
●篠井英介(元吉役)
「公開おめでとうございます!待ってました!私は長屋の端唄、小唄のお師匠さん。日本の古典が大好きなのでこのお役うれしい限りです。日本舞踊はお名取りな私ですがお三味線は先生が匙を投げるほどダメなので苦労しました(笑)。長澤まさみさんが素敵過ぎて緊張しました。私のお役がちょっとした映画のアクセントになっていたら本当に幸せです!」
●奥野瑛太(津軽の侍役)
「殿の命により葛飾北斎に屏風絵を依頼する津軽の侍を演じました。大森組で時代劇!これだけでも楽しみで仕方なかったんですが、時代劇特有の言葉遣いに加えけっこうな津軽訛り。永瀬さん演じる北斎と長澤さん演じる応為のただならぬ迫力に自ずと吃ってしまって、いま喋ってるこれが果たして正しい津軽弁なのかわからなくなってしまいました。それくらい真に迫ったお2人の情熱と絵描きとしての姿にただただ圧倒されました。お栄と父、応為と北斎。どこをどう切り取っても確かに存在する生活と生き様にずっと興奮しておりました」
文/平尾嘉浩
※高橋海人の「高」は「はしご高」が正式表記