『見える子ちゃん』舞台挨拶中にガチ除霊!?原菜乃華&なえなのが、久間田琳加に憑いた“霊”を撃退

イベント

『見える子ちゃん』舞台挨拶中にガチ除霊!?原菜乃華&なえなのが、久間田琳加に憑いた“霊”を撃退

「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズや『残穢(ざんえ)―住んではいけない部屋―』(16)で知られる中村義洋監督が、累計閲覧数9000万回を突破した泉朝樹の同名漫画を実写映画化した『見える子ちゃん』(公開中)。本作の“公開御霊舞台挨拶”が6月14日にグランドシネマサンシャイン池袋にて開催され、原菜乃華と久間田琳加、なえなのが登壇した。

6月6日に公開を迎え、週末動員ランキングで初登場トップ10入りを果たした本作は、ある日突然霊が“見える”ようになったものの、“見えないフリ”を続ける女子高生みこ(原)を主人公にしたホラーコメディ。今回の舞台挨拶前の上映では、日本中を怖がらせることを生業にした「株式会社 怖がらせ隊」扮する霊たちが劇場内に大量発生し、観客はそれを全身全霊で無視しながら映画を楽しむという、おばけ屋敷感覚の体験型“全力無反応上映会”が実施された。

【写真を見る】劇場内に霊が大量発生!ピンチに陥った久間田琳加を、原菜乃華&なえなのが救う
【写真を見る】劇場内に霊が大量発生!ピンチに陥った久間田琳加を、原菜乃華&なえなのが救う[c]2025『見える子ちゃん』製作委員会

すでに複数回鑑賞している観客が続出しているなど、ホラー映画ファンにとどまらず大きな反響を集めていることについて、みこ役の原は「SNSで『まさか泣くと思ってなかった』という方もいたり、みなさまのおかげで口コミが拡がっているんだなと感じています」と感謝の笑顔。ハナ役の久間田もユリア役のなえなのも、SNSでこまめに感想をチェックしていることを明かした。

そんななか、以前、原となえなのが参加した霊視芸人シークエンスはやともによる霊視体験の話題に。その際“死霊がついている”と診断された原は、“霊の影響を受けにくい体質”のなえなのと一緒にいることで除霊効果があると言われ「(なえなのを)待ち受けにしています」と告白。一方、霊視を受けていない久間田は「逆に怖くて知りたくないです…」と不安げな表情。

会場に突如出現した霊たちは、一目散に久間田のもとへ…
会場に突如出現した霊たちは、一目散に久間田のもとへ…[c]2025『見える子ちゃん』製作委員会

すると突然、会場に不穏な音楽が流れはじめ久間田の身に異変が。どこからともなく湧いて出てきた霊たちが、場内を蠢きまわり、壇上の久間田に忍び寄っていく。「この会場に霊がうろうろしているのが見える!」と言い放ったなえなのは「私が除霊して見せる!」と宣言。両手で印を結びながら九字を唱え除霊を試みるものも、久間田を取り囲んだ霊たちはなかなか消えず…。“無視できない”状況に追い込まれた原もお祓い棒を手に参戦し、ようやく霊たちは怯んで舞台袖へと退散。

たちまち回復した久間田が「元気になったー!ありがとう2人とも!」と笑顔を見せると、原となえなのも安堵の表情。前例のない“除霊”付きイベントに、原は「5〜6歳のころからやっているけど、除霊は初めて。舞台をやっている気持ちになりました(笑)」とつぶやき、“全力無反応上映”について「初見だった方は集中できなかったのでは…。ぜひもう一回観てください!』とアピールしていた。

霊視で「死霊がついている」と言われた原の“推し霊”は?
霊視で「死霊がついている」と言われた原の“推し霊”は?[c]2025『見える子ちゃん』製作委員会

除霊を終え、気を取り直してトークに戻った3人は、劇中に登場する“推し霊”の話題に。幼児の霊“ツトムくん”の名前を挙げる原は撮影現場での思い出を振り返り、久間田は「警備員の霊が怖かった。顔が黒く塗られていて、映像ではモザイクがかかっていてより怖かったです!」と恐れおののいた様子。また、なえなのは「神社に出てくる霊が泥沼怪人みたいで怖かったです!」とネタバレギリギリで語った。

さらに、神社での撮影で遠野役の京本大我が華麗なターンで苦手な虫から逃げていたことや、久間田が昭生役の山下幸輝からダンスを教えてもらったことなど、共演者とのエピソードをそれぞれが披露し、会場一体で大盛り上がり。他にも、おばけ屋敷のシーンが一発撮りだったことや久間田が“青い手”を付けながらの撮影に苦労したことなど、裏話が次々と明らかに。


霊の影響を受けにくい体質のなえなの、「私が除霊して見せる!」と果敢に霊に挑む
霊の影響を受けにくい体質のなえなの、「私が除霊して見せる!」と果敢に霊に挑む[c]2025『見える子ちゃん』製作委員会

最後に原は「今日は特殊な舞台挨拶だったと思うのですが…。引き続き、何度も観ていただけるとうれしいです!」と呼びかけ、大きな拍手に包まれながら“御霊舞台挨拶”は無事に終了。劇場内に霊が現れる“全力無反応上映会”は、来週末にも東京・名古屋・大阪の各劇場で実施予定。ぜひとも公式SNSで詳細をチェックして、本作ならではの特別な上映演出を楽しんでみてはいかがだろうか。


文/久保田 和馬

「MOVIE WALKER PRESS」のホラー特化ブランド「PRESS HORROR」もチェック!
作品情報へ

関連作品