スティッチたちが紡ぐ家族の絆を極上空間で!『リロ&スティッチ』プレミアムラージフォーマット上映決定

スティッチたちが紡ぐ家族の絆を極上空間で!『リロ&スティッチ』プレミアムラージフォーマット上映決定

空前のスティッチ・ブームを巻き起こしたアニメーション映画を完全実写化した『リロ&スティッチ』(6月6日公開)。4DXやDolby Cinemaなど本作のプレミアムラージフォーマットでの上映が決定した。

【写真を見る】劇場で配布される『リロ&スティッチ』の特別フォトカード
【写真を見る】劇場で配布される『リロ&スティッチ』の特別フォトカード[c]2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

本作は、同名の長編アニメーションを完全実写化したハートフルファンタジー。両親を亡くし、2人きりで生活することになった少女リロと姉のナニ。しかし、1人でリロを育てようと奮闘するナニは若すぎるがゆえに失敗ばかり。離れ離れになってしまいそうな姉妹の前に突然現れたのは、暴れん坊でイタズラ好きなエイリアン、スティッチだった。

5月23日に全米公開を迎えると、メモリアルデー含むオープニング4日間で興行収入1億8300 万ドル(日本円で約259億円)を記録。全米におけるこの数字は『美女と野獣』(17)や『アラジン』(19)などを抜き、さらに4日間のメモリアルデー史上、歴代No.1の興行収入記録となっている。世界興行収入も3億ドルを超えて各国で週末No.1を達成。さらに全米映画批評サイトRotten Tomatoesでは93%(5月29日時点)という高得点を獲得し、世界中で絶賛レビューが相次ぐなど、その勢いは止まらず“スティッチ旋風”を巻き起こしている。

このたび、2Dに加えて、4つのプレミアムラージフォーマットでの上映が決定。映像にあわせて立体的で奥行のある音響が楽しめるDolby Cinema、Dolby Atmosや、シーンにあわせて客席が動き、風やミストなど五感を刺激する特殊効果が繰り出される体感型シアターシステムの4DX(吹替のみ)、MX4Dなど、本作を彩る心躍る音楽やハワイの大自然、スティッチのモフモフ感など、オハナの絆を描くハートフル・ファンタジーをより満喫できる環境が用意されている。

解禁されたプレミアムラージフォーマット版のポスターは、Dolby Cinemaのロゴと4DX のロゴにスティッチがドヤ顔でかじりつく、らしさ満載のビジュアルに。破壊のために生み出された試作品626号ことスティッチは、目に入る物すべてを破壊する暴れん坊のエイリアン。実写版となる本作では、最新のデジタル技術とパペットの匠の技術を融合させることで、おなじみの見た目と声はそのままにモフモフとした毛並みが愛らしく、本当に実在しているように感じられる。

本作のプロデューサーを務めたジョナサン・アイリックは「アニメーション版『リロ&スティッチ』が長きにわたって世界中で愛され続け、時間と共に人気を増していったのは、この作品が時代を先取りしていたからだと思います。独創的な世界観とビジュアル、家族の物語、ナニとリロの姉妹が困難を切り抜けようとする中で絆がさらに深まる展開、そこにスティッチが加わったことで、時代を超えて愛され続ける“クラシック映画”が生まれたのだと思います」と分析する。

続けて、「スティッチは誰もが共感できるキャラクターだと思うのです。私たちの中にある“外の世界に飛び出していきたい”という気持ち、そうすることで周囲とトラブルを起こしてしまう部分、堂々として大胆な自分でありたいという願い。スティッチは完璧ではないけれど、完璧ではない部分を最も楽しく描いたキャラクターではないでしょうか。さらに本作では、リロとナニの姿を通して、孤独や居場所がない感覚も描いています。この問題は現在の私たちにとって最も切実で、リアリティのあるものです」と語っている。

世界中で愛され続ける名作アニメーションを見事に実写化した本作は、暴れん坊のスティッチが少しずつ変わっていく様子はもちろん、事故で両親を亡くしたリロとナニの姉妹それぞれが悩みと孤独を抱えながら生きていこうと奮闘する姿も共感を呼ぶ。リロとナニ、そしてスティッチがオハナになっていく様子が心を震わせる感動の物語となっている。


さらに、入場者プレゼントの配布も決定。フラダンスを踊るスティッチと一緒に“オハナ”フォトが撮れるクリア仕様の「特別フォトカード」。上映劇場(一部劇場を除く)でしか手に入らないのでぜひゲットしてほしい。


文/平尾嘉浩

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