事故物件に隠された“謎”の一端が明らかに?『事故物件ゾク 恐い間取り』新場面写真
実際に事故物件に住み続ける松原タニシの「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズを原作とする映画化第2弾『事故物件ゾク 恐い間取り』(7月25日公開)。本作より、事故物件の“謎”に迫る新場面写真が解禁となった。
前作に続いてメガホンを取るのはホラー映画の名手、中田秀夫。Snow Manの渡辺翔太が映画単独初主演を務め、主人公の「事故物件住みますタレント」桑田ヤヒロを演じてホラー映画に初挑戦する。さらに、ヤヒロと惹かれ合うヒロイン、春原花鈴役で畑芽育が出演し、ヤヒロが所属する芸能会社社長の藤吉清役を吉田鋼太郎が務める。
解禁されたのは、各事故物件の謎に迫る新場面写真。1軒目は、ヤヒロが「事故物件住みますタレント」として初めて住むことになる“必ず憑りつかれる部屋”。10階以上ある古いマンションで間取りは1LDK。事故物件を紹介する不気味な浄仏不動産の金原(じろう)より、クリーニングが入っていない分破格の家賃2万8,000円と紹介されたこの部屋は、壁紙がはがれ、鏡が不自然に汚れて不気味な雰囲気が漂う。ある日、寝ている間に“なにか”に襲われ、うなされるヤヒロは初めての怪奇現象に戸惑う。そんななか、ヤヒロと花鈴が部屋で過ごしていると花鈴に怪異が降りかかる。
2軒目は、心霊番組のレポーターのロケで訪れる“いわくつきの古い旅館”。栃木県にあるこの旅館は1泊6,500円で不気味な装飾が施された大広間が特徴。番組中継の最中に憑りつかれたように話しだすヤヒロや奇妙な笑い声を挙げる旅館の主人(正名僕蔵)、音声トラブルなど怪奇現象が次々と起こる。そして夜になると、誰もいないはずの2階から「ドンッドンッ」と大きな物音が聞こえ、不思議に思ったヤヒロはスマホの明かりを頼りに調べてみることに。2階に上がったヤヒロが目撃する隠された旅館の過去とは?
そして3軒目は、“降霊するシェアハウス”。金原から「幽霊を見たと言って精神の不調をきたす方もいる」と紹介されて入居を決意したのは、古びたマンションの一室にある家賃1万6,000円のシェアハウス。同居人の小山(加藤諒)、久米(金田昇)から女性禁制のルールを知らされるも、壁に耳を当てて澄ましていると隣の久米の部屋から女性の声が聞こえる。久米には聞こえないという声の謎を解明するためにヤヒロは、2人の協力も仰ぎながら降霊術を行うことに。はたして、ヤヒロにしか聞こえなかった女性の声の正体とは?
事故物件の隠された謎を追うヤヒロ。ホラーだけではない、事故物件の過去について考察する要素も『事故物件ゾク 恐い間取り』の見どころの一つだ。その真相は劇場で確かめてほしい。
文/平尾嘉浩