『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が洋画実写半年ぶりのVで、『名探偵コナン』の6週連続1位を阻止!
『岸辺露伴は動かない 懺悔室』など3作品が初登場!
公開6週目にして2位となった『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』は、週末3日間で動員25万5000人、興収3億7600万円と、前週比74%の成績をキープ。週末時点での累計成績は、動員884万人&興収128億円を突破している。順調に“動員1000万人”に向かっていると判断できよう。
また、公開5週目を迎えた『マインクラフト/ザ・ムービー』も引き続き好調で、この週末3日間も動員17万9000人、興収2億2900万円と前週比77%の成績を記録。累計成績では動員256万人&興収33億円を突破。2000年以降に公開されたアドベンチャーコメディ映画最大のヒット作である『ナイト ミュージアム』(07)の興収35億7000万円を射程圏内に収めている。
新作タイトルは3本の日本映画がランクイン。そのなかで最上位となったのは、荒木飛呂彦の人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフを原作に、高橋一生が主演を務めたテレビドラマの劇場版第2弾『岸辺露伴は動かない 懺悔室』(公開中)。
原作漫画の記念すべき第1作を、日本映画としては史上初となる全編ヴェネツィアロケで実写化した同作は、初日から3日間で動員17万7000人、興収2億5900万円を記録。2023年の同時期に公開され、最終興収12億5000万円を記録した前作『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(23)の初動成績と比較するとおよそ80%。シリーズの人気の高さを示す、まずまずのすべり出しといえるだろう。
また、大川隆法製作総指揮・原作によるアニメーション映画『ドラゴン・ハート-霊界探訪記-』(公開中)は6位にランクイン。寺尾聰と松坂桃李がダブル主演を務め、イギリスで話題を集めた実話を原案にした感動作『父と僕の終わらない歌』(公開中)は8位スタートとなった。
以下は、1~10位までのランキング(5月23日〜5月25日)
1位『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
2位『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』
3位『マインクラフト/ザ・ムービー』
4位『岸辺露伴は動かない 懺悔室』
5位『かくかくしかじか』
6位『ドラゴン・ハート-霊界探訪記-』
7位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ TABOO NIGHT XXXX』
8位『父と僕の終わらない歌』
9位『#真相をお話しします』
10位『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』
今週末は、住野よるの同名小説を奥平大兼と出口夏希のダブル主演で実写映画化した『か「」く「」し「」ご「」と「』(5月30日公開)、JO1の豆原一成を主演に迎えて田中宏の人気不良漫画を映画化した『BADBOYS -THE MOVIE-』(5月30日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬