あまりの残酷描写に画面暗転!?『アンティル・ドーン』恐怖の本編映像&暗転後を含む場面写真

あまりの残酷描写に画面暗転!?『アンティル・ドーン』恐怖の本編映像&暗転後を含む場面写真

全米で公開されるや4週間連続で全米興行収入ランキングトップ10入りを果たし、R指定の衝撃的な映像描写がホラーファンに話題となった『アンティル・ドーン』が8月1日(金)より日本公開となる。このたび、本作より本編映像、場面写真が解禁となった。

【写真を見る】”なにかがおかしい”山荘でのタイムループが展開
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大人気ホラーゲーム「Until Dawn -惨劇の山荘-」を、R18+のスラッシャーホラーとして実写映画化した本作。『アナベル 死霊人形の誕生』(17)、『ライト/オフ』(16)などを手がけたデヴィッド・F・サンドバーグを監督に迎え、『死霊館のシスター』(18)、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17)のゲイリー・ドーベルマンと、『ポラロイド』(19)のブレア・バトラーが脚本を共同担当。PlayStationのゲーム発の『グランツーリスモ』(23)、『アンチャーテッド』(22)、世界的人気サバイバルアクションドラマシリーズ「THE LAST OF US」を手がけてきたアサド・キジルバッシュが製作に加わり、『ヴァチカンのエクソシスト』(23)、「ドント・ブリーズ」シリーズなど、これまでもホラーファンの心を鷲掴みにしてきた映画スタジオ、スクリーン・ジェムズ発の最新ホラー作品となる。主人公クローバーを務めるのはエラ・ルービン。クローバーの元カレ、マックス役をマイケル・チミノ、クローバーの姉メラニー役をマイア・ミッチェルが演じる。さらに物語の鍵を握る重要人物ドクター・ヒル役をスウェーデンの名優ピーター・ストーメアが脇を固める。

この物語は主人公クローバーとその友人たちが、1年前に失踪した姉メラニーを探すために訪れた山荘で突然現れた覆面の殺人鬼によって惨殺されるところから始まる。一度は死んだはずの彼らだったが、目が覚めると驚くべきことに殺される前の時刻に戻っている。そして再び命を狙われ、残酷に殺され、また時間が逆戻りして生き返る。追体験の度に異なる殺人鬼が現れ、殺され方も変わり、惨劇が倍増加速していく。やがて彼らは、この「恐怖のタイムループ」から抜け出す唯一の方法は、死を繰り返しながら謎を解き、夜明けまで生き残ることだと気づくが…。

解禁となった本編映像では、“なにかがおかしい”山荘ですでに恐怖のタイムループによって惨殺される夜を繰り返し、疲弊しきった主人公たちが暖色の明かりがあたたかく照らすバスルームで身を寄せあう場面が映しだされる。主人公のクローバーが別の夜で“魔女”と思われる人物に殺される際に聞かされた「夜を生き延びるか、その一部になるのか」という言葉を仲間たちと反芻する。答えがでないまま時間は過ぎ、エイブ(ベルモント・カメリ)がのどの渇きを潤そうと洗面台に手を伸ばすと、以前の死で終えた夜に蛇口から水が出ない経験をしていたミーガン(ユ・ジヨン)が「出ないよ」と声をかけた。しかし蛇口から流れだすたっぷりの“水”…。訝しげにその様子を見つめるミーガンだが、疲れ切った仲間たちと水を回し飲みながら、繰り返す死の恐怖から抜け出し生き延びるための話しあいへ再び意識を向ける。

魔女から聞いた言葉はすでにクローバー自身も記憶がおぼろげではあるが、クローバーの元カレであるマックスは「つまり脱出方法はある」、「夜明けまで生き延びればいいのかも」と活路を見出そうとしていた。大量の脱毛、変色変形する爪先。繰り返される死は確実に彼らを蝕んでいる。迫りくる“夜の一部”の恐怖がクローバーたちを包むなか、咳き込みはじめたエイブは得体のしれない“なにか”を手に吐きだす。悟られないように手をぬぐうも、のどを絡める“なにか”に激しさを増しながら咳き込み続け、力んだ咳をエイブが放つと画面は暗転する。真っ黒な画面の向こうで嫌悪感を覚える生々しい爆発音だけが再生され、仲間たちの声にならない悲鳴と絶句を耳に残したところで今回解禁となった映像は切られる。劇場では規制一切なしの容赦ない映像表現でスクリーンいっぱいに残酷描写が映しだされることになる。

暗転直後を捉えた場面写真では、ミーガンの悲痛な表情で顔を歪めながら血みどろになり床に這いつくばる様子と、はち切れんばかりに腹部を膨らませて横たわる姿が写しだされている。


一体“なに”が、ミーガンをこのような姿へ変えたのか?果たして、クローバーたちはどのような殺され方で死を繰り返すことになるのか?暗転なしで繰り広げられる地獄の殺戮タイムループハウスをぜひ劇場で確かめていただきたい。

文/鈴木レイヤ

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