なにわ男子・大橋和也が一人二役の音声収録に挑戦!『君がトクベツ』校内放送の収録現場に密着
「びっくりするかもと思うとうれしいし、反応が楽しみ!」
収録後のインタビューでは大橋の学生時代のエピソードも飛びだした。実は中学生の時に学級委員を務めていたため、校内放送をする機会があったという大橋。「やっていたな、こういうの」と懐かしさを感じつつも、今回は大橋バージョンと桐ヶ谷バージョンをミックスしての収録だったため「いわば一人二役。新鮮味があっておもしろかったです」とニコニコ。「違いがわかったとは言われたけれど、出ている声は一緒だから…(笑)」とちょっと気になる様子だったが、「トーンとかで違いを聴いてもらえたらありがたいです」と校内放送の“聴きどころ”に触れていた。
自分の声が校内に流れることについては「想像しただけでニヤニヤしちゃいます」と少し照れながら「どんなふうに聴いてくれるんだろう?」と反応を予想する場面も。「いつものようにお昼ご飯を食べている時に『あれ、大橋和也じゃない?』ってびっくりするかもと思うとうれしいし、反応が楽しみ!」と語っていた。全国615校の学校で校内放送として流れると伝えられると「本当に!?ちょっと恥ずかしいかも…」と驚きを隠せない様子。なぜなら大橋は「5校くらいの学校で流れると思っていたから…」と説明。想像を遥かに超える学校で流れるという事実に恥ずかしさを感じながらも、「映画『君がトクベツ』を観てもらえるようにアピールできたのかなと思っています」と充実感も滲ませていた。
お昼の時間に校内放送が流れることにちなんで、学生時代の大橋は「お弁当を食べて、教室で鬼ごっこをしたりしていました(笑)」と、昼休み時間の過ごし方を明かす。「あんまりよろしくないけど、学生のころってほんまに無邪気やなと思います」と懐かしむ。さらに「食べたあと走り回ったり、『キーンコーン♪』が鳴ったらすぐに外に飛びだして遊びに行ったりとか、めちゃめちゃ元気でした」と学生時代を振り返る。「いまだったら、チャイムが鳴ったら、ひと息ついてから(外に)行くと思います」と年齢を重ねたからこその“違い”があるとのこと。「まあ、27歳なのでいまも若いんですけれど、大人の余裕を一回見せてから行きますね」とも補足し、キリッとした表情を見せるなど、茶目っ気たっぷりに回答。
インタビューの最後には放送を聴いている高校生へのメッセージも。「アイドルがアイドル役をやるという感じもおもしろい作品です。笑いあり、泣きあり、びっくりあり、驚きもあり…」とコメントしたところで、「びっくりと驚きって一緒か!」と自身でツッコミを入れ笑い飛ばしながら「感情が豊かになると思うので、ぜひ観てください!キュンキュン以上なキュンキュンします!みんな観てね」と締めくくった直後に、「キャハハハ!」と大爆笑した大橋。「難しい」「恥ずかしい」と繰り返しながらも、笑顔と笑い声があふれる収録&インタビューを終了した。
大橋が一人二役!?で挑んだ今回の校内放送は、劇中でしか聴けない楽曲が大橋のコメント付きで流れるスペシャルな内容に。幸運にもこの校内放送に遭遇した際には、ぜひ、耳からも存分にキュンキュンを吸収してほしい。さらに、この校内放送の収録の様子を撮影したメイキング動画が後日作品の公式サイトや公式SNSでお披露目される予定。ぜひお楽しみに!
取材・文/タナカシノブ