芳根京子&高橋海人が15年間入れ替わったままの男女演じる『君の顔では泣けない』実写映画化!11月劇場公開

芳根京子&高橋海人が15年間入れ替わったままの男女演じる『君の顔では泣けない』実写映画化!11月劇場公開

<コメント>

●芳根京子(坂平陸役)

「水村まなみとして生きてきた15年。ある日突然始まった、坂平陸としての人生。どうやったら自分らしく生きていけるのか。どうすれば、相手らしく生きることができるのか。どうやって自分を受け入れていくのか。どうすれば相手を受け入れられるのか。入れ替わって15年。大学、仕事、恋愛、出産。様々な経験を経て、30歳になった2人は、はたして元に戻ることができるのか?そもそも、戻りたいと思うのか?もがいて、もがいて、それでも精一杯、生きました。この物語を、ぜひ映画館で見届けていただけたら嬉しいです」

●高橋海人(水村まなみ役)

「入れ替わってから15年。静かな痛みを、長い間抱えてきた2人。未来が見えない怖さと2人で戦いながら、でも同時に、だからこそ日々の痛みも大切に感じられる。まなみと陸のあいだに流れる、リアルとファンタジーの狭間みたいな時間を、そんなふうに思い描きながら。僕の中にある想像力を総動員して作品に向きあいました。観てくださる方は、いつの誰に、どんなふうに心を投影するんだろう。みなさんに観ていただけるのが、すごく楽しみです。映画館でご覧いただけると嬉しいです。ぜひお楽しみください!」

●坂下雄一郎(監督、脚本)

「初めて原作を読んだ時、15年入れ替わったままという設定に、こんなにも様々な解釈が可能で豊かな物語を作れるのか、と発明を発見したかのように驚いたことを覚えています。そしてこの困難な設定をいかに映像化すればいいのかとても悩みました。解決してくれたのは芳根さんと高橋さんでした。15年入れ替わったままの陸とまなみという人間を、芳根さんは葛藤し、もがき続ける陸というキャラクターを誠実さで、高橋さんは軽やかさの中に痛みを感じさせる繊細さで演じてくださいました。間違いなくこの映画の見どころはこの2人です。ぜひ劇場でご覧ください」

●小西啓介(プロデューサー)

「芳根さん、高橋さんのお2人については、過去の出演作をいくつか拝見し、監督とも相談し、このお2人しかこの役は出来ないと思いオファーさせていただきました。15年の積み重ねを表現するために、入れ替わる前の15年、入れ替わった後の15年、合計30年分の人生を想像しながら、他人の人生を生きている役を演じるという複雑で困難なミッションを見事にクリアしていただきました。あまりにも自然で見落としてしまいそうな細かな動きや仕草まで陸とまなみという役をただただ生きていただきました。お互いを思いやる気持ち、戻りたいけど戻らないほうがいいんじゃないかという葛藤、本作にそこはかとなく漂う優しさとせつなさとあたたかさはこの作品唯一無二のものだと思います」

●君嶋彼方(原作)

「映画が好きです。けれどあくまで自分が楽しむもので、その世界に携わることなんてないと思っていました。それがなんと、自分の書いた小説が映画化。しかも思い入れの強いデビュー作。嬉しくないわけがありません。出来上がった作品を観て、喜びは感動に変わりました。監督、スタッフの皆さん、役者の皆さん。全員が原作に対して真摯に向き合って作り上げてくださった映画だと感じました。映画『君の顔では泣けない』、とてもおもしろいです。原作の一番のファンである自分が言うのだから間違いありません。是非ご覧になってみてください」


文/サンクレイオ翼

※高橋海人の「高」は「はしご高」が正式表記

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