リリー=ローズ・デップにブラピ、スカヨハも!ベテランから新星まで2025年注目のビッグタイトルに出演するアクターたちを一挙紹介
『スーパーマン』×デヴィッド・コレンスウェット
アメコミ史上最も歴史のあるヒーローの原点が、新作『スーパーマン』(7月11日公開)となってスクリーンに帰ってくる。監督と脚本を務めるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン。正体を隠し、大手メディアのデイリー・プラネット社で新聞記者クラーク・ケントとして働くスーパーマンが地球を守るため、世界征服を企む宿敵の大富豪レックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)に立ち向かう。
新生DCユニバースの映画第1弾となる本作で、新たなスーパーマン役に選ばれたのは、ハリウッドの新星デヴィッド・コレンスウェット。名門ジュリアード音楽院の演劇部門を卒業後、『Pearl パール』(22)、『ツイスターズ』(24)やドラマ「ザ・ポリティシャン」、「ハリウッド」などに出演。今回の大抜擢は、知名度ではなく、役柄にふさわしいかどうかが重要だと考えるガン監督が目にしたオーディションテープが決め手だったという。本来はスリム体型のコレンスウェットは役作りのため、徹底的なワークアウトで完璧な肉体改造を成功させた。また、クラークの同僚で恋人のロイス・レイン役には、人気ドラマ「マーベラス・ミセス・メイゼル」シリーズの主演で『アマチュア』(公開中)にも出演しているレイチェル・ブロズナハン。コレンスウェットとどんな化学反応を見せてくれるのか楽しみだ。
『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』×ペドロ・パスカル
「アベンジャーズ」の原点ともいえる、マーベル・コミックス最初のヒーローチームの活躍を描く『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(7月25日公開)。マーベル・スタジオのドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマンが監督を務める。過去に宇宙でのミッション中のアクシデントで特殊な能力を得た4人の宇宙飛行士。ニューヨークに拠点を置き、ヒーローとして国民の間で広く人気を集めている彼らが、力を合わせて宇宙からの脅威に挑む。
卓越した知性と発明の才能を持つ天才科学者で、チームのリーダー的な存在であるミスター・ファンタスティックことリード・リチャーズを演じるのは、遅咲きのブレイクながら、「ゲーム・オブ・スローンズ」や、「ラスト・オブ・アス」、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(24)、『スター・ウォーズ:マンダロリアン・アンド・グローグー』(2026年5月22日公開)など数々の話題作で注目を集めているペドロ・パスカル。『ワンダーウーマン 1984』(20)では悪役で存在感を発揮した彼が、本作で大人の男の渋みと人間味あふれるヒーロー像を体現する。そしてリードのパートナー、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役で『ナポレオン』(23)のヴァネッサ・カービー、スーの弟ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役で「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や『グラディエーターII』のジョセフ・クイン、リードの親友であるベン・グリム/ザ・シング役で「一流シェフのファミリーレストラン」のエボン・モス=バクラックも出演。チームであり、“家族”としても支え合う彼らの結束は必見だ!