『サブスタンス』観客のリアルな感想は?“狂気のエンタメ”は「超面白くて超怖くて超展開!」「ずっと口あんぐり」
レジェンド級のスター女優が奇跡の怪演!「キャリアを考えると泣けます」
そんな本作の魅力を最大限まで高めているのは、「映像の美しさと役者の美しさが、“みにくくなる”ことへの対比として見事に描写されていた」(20代・男性)というコメントからもわかるように、エリザベスとスーという一つの心を分け合う2人の女性を圧倒的な存在感で演じ切ったデミ・ムーアとマーガレット・クアリー。世代の異なる2人の女優の“競演”だ。
なかでもやはり注目は、『ゴースト ニューヨークの幻』(90)や『G.I.ジェーン』(97)など、1990年代にカリスマ的人気を博したムーアの怪演。当時の活躍を知っている世代ならば、2000年代以降に人気が凋落していくさまもリアルタイムで見てきたことだろう。しかしそんな彼女が、本作でキャリア初のアカデミー賞主演女優賞ノミネートを果たすなど完全復活。全盛期を知る観客からは「ここまでやるか…という感じでした」(50代・女性)という喜びと困惑が入り混じったコメントもありつつ、リアルタイムでの“スター、デミ・ムーア”を知らない世代からも驚きと称賛の声が飛び交っている。
「デミ・ムーアの演技!それにつきます。彼女自身とも重なる環境やキャリアを考えると泣けます」(40代・女性)
「デミ、よくやったな!」( 40代・女性)
「エリザベスが老いていく過程の演技がすさまじかった」(20代・女性)
「デミ・ムーアにオスカーを上げなかったアカデミー賞よ恥を知れ!!!!!」(20代・男性)
一方、エリザベスの“上位互換体”として登場するスーを演じたクアリーは、「スーがどうしようもなく美しく、抗えないものを感じた」(20代・女性)、「スーの美しさにほれました」(20代・女性)と、若い世代を中心に支持を獲得。クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(18)で注目を集めたクアリーは、本作を機にさらにブレイクすること間違いなしだ。
劇中で多くの人が印象に残ったシーンとして挙げていたのは、学生時代の同級生と食事に行く約束をしたエリザベスがその約束をキャンセルするシーン。「旧友に会いに行こうとして、メイクが気に入らずドタキャンするシーン。ものすごく共感しました」(30代・女性)や「自分も人によく見られたくてメイクに2時間かかって遅刻してしまった経験があり、エリザベスに共感しました」(20代・女性)と、エリザベス世代以外からも共感の声が。
そしてもっとも観客に衝撃を与えたのは、やはりラスト30分の怒涛のクライマックス。7日ごとに例外なく入れ替わらなければならないという“サブスタンス”のルールを破ってしまうエリザベスとスー。2人に待ち受ける、誰も想像できない破滅的なクライマックスに、観客の実に半数以上が圧倒されたようだ。ここでは多くを語ることができないが、鑑賞の際には心して臨むことをオススメしたい。
「終わらないラストは本当にすごかった。どんどんボルテージが上がっていく感じは興奮しました!」(20代・男性)
「とても刺激的で終始圧倒されるばかりだった。でも想像以上に主人公に共感し感情移入してしまいました」(20代・女性)
「最近観た映画で最も衝撃的。後半30分くらいずっと口をあんぐり開けて見入ってしまった」(30代・男性)
「ラスト数十分のぶっ飛び具合がすごかった。過剰と極端の極地だと思います」(20代・男性)
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※通常料金(※ムビチケ利用不可、無料鑑賞不可)
※実施有無、上映時間、チケット購入方法など詳細は劇場HPをご確認ください。
※本作品はR15+指定作品のため、15歳未満の方はご鑑賞いただけません。
