物体Xも毒々モンスターも待ってるよ!一度はおいでよ豆魚雷【豆魚雷の「遊星からの物欲X」】
洋画やアメコミのグッズを多数取り扱うことで、映画ファンにお馴染みのキャラクターショップ「豆魚雷」のスタッフであるサムゲタン市川が、ホラーキャラクター&グッズへのアツい愛を叫ぶ連載「遊星からの物欲X」。連載開始から1周年を迎える第11回は、番外編として“豆魚雷”そのものをフィーチャー。高円寺に長年巣食う魔窟、豆魚雷とは一体なんなのか。サムゲタン市川からの1年遅れの自己紹介、しっかり受け止めてくれよな!
自己紹介を、忘れていた…
みなさんこんばんは、サムゲタン市川です。早いものでこの連載も1周年を迎えました。これまでに読んでくださった方々、皆さんにお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
…と、珍しく殊勝な雰囲気で始まった今回ですが、連載ネタ出しの際、私はとあることに気付いてしまったのです。本連載には「豆魚雷の」という冠が存在する訳ですが、この1年間、豆魚雷とは何者かということについてご紹介したことがなかったのではないか?と。そんな訳で今回は番外編。ゴールデンウイーク直前ということで「一度はおいでよ豆魚雷」と題して、豆魚雷とは何者なのか?をご紹介していきたいと思います!
豆魚雷ってどんなお店?
豆魚雷は「お客様に“Amazing”な体験をしていただけること」をモットーに、日々商品や企画を送りだしているキャラクターショップです。1995年に創業し今年で30周年。1996年からは高円寺と大宮に実店舗を構え、海外から輸入したフィギュアの販売を中心にスタートしました。
特定のジャンルに偏ることなく映画やアニメ、ゲームにコミック、音楽などなどサブカルチャーを横断し、それらが併存する店舗空間こそが我々の特徴と言えるでしょう。
そもそも豆魚雷の本店は通販サイトであり、現在実店舗としては高円寺店のみになります。高円寺店の店内を見渡す限りにズラリと並んだ商品の数々は、たとえ作品を知らずとも心が躍るような体験ができると好評です。それでは早速、どんな商品を取り扱っているのか見ていただきましょう!
普通、『ブレックファスト・クラブ』のフィギュアが売ってるか?
ネカやスーパー7など世界各国のメーカーの代理店として、アクションフィギュアやスタチュー、アパレルから雑貨に至るまでさまざまな種類のアイテムを国内に展開しています。もちろんホラー系のみならず、MARVELやDC、「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」を始めとするコミックシリーズや、1980~90年代のハリウッド映画も人気ジャンルの一つ。『E.T.』(82)や『ゴーストバスターズ』(84)のような超大作を始め、『コナン・ザ・グレート』(82)や『クロウ 飛翔伝説』(94)のようなちょいとコアな映画まで、映画ファンの方ならば、自分の好きな映画のアイテムが見つかるかもしれません。
私はこのあいだ、ファンコが手掛けるPOP!シリーズより『ブレックファスト・クラブ』(85)のジョン・ベンダー(ジャド・ネルソン)を買いました。映画のラストを飾ったガッツポーズでの立体化、最高ですね。
マニアの“いける”はアテにならない!散っていったアイテムも…
しかし、なかにはあまりにもマニアックすぎて、非常にコアな方にしか響かないアイテムも多くあります。例えば、この連載タイトルの元ネタでもある『遊星からの物体X』(82)に登場したドッグ・シングを、第1形態から最終形態までを25以上のオプションパーツを駆使して完全再現できちゃう、ネカの超豪華なアクションフィギュア。
劇中の姿を余すことなく再現できるスーパーお買い得アイテムだったのですが、かわいいワンちゃんを、ゲテモノにしようという物好きの方がごく一部に限られたためか、映画が好きな方であろうともなかなかお迎えされず…。このように我々のマニア心は空回ることもしばしばですが、ご購入された方はみんなお仲間です。
1995年創業の「キャラクターショップ」。株式会社Ampusが運営する実店舗(高円寺店)、およびショッピングサイトで洋画やアメコミ、ゲームを中心としたフィギュアなどを始め、「豆魚雷」でしか買えない限定商品やオリジナル商品を多く取り扱っている。
最新情報は公式サイトhttps://mamegyorai.jp/をご確認ください。

