相関図でシーズン2配信前におさらい!「スター・ウォーズ:キャシアン・アンドー」から『ローグ・ワン』に続く道のり
惑星アルダーニで帝国に対する反乱活動に足を踏み入れていく
故郷を離れたキャシアンは、帝国の侵略が進む惑星アルダーニにたどり着く。第4話からは、アルダーニを舞台に、帝国職員の給与を強奪するという任務に挑む、ヴェル(フェイ・マーセイ)が率いる反乱潜入チームと、それに加わったキャシアンの奔走が描かれる。この時点でも、キャシアンには帝国軍と戦う意思はない。任務に加わった理由は、ルーセンから提示された報酬のためである。
一方で、キャシアンが起こした殺人事件の捜査は帝国直轄の保安部に委ねられ、若い監査官デドラ(デニス・ゴフ)がその任に就いた。このデドラもまた、帝国内の官僚主義や男権主義のなかでもがいているキャラクターで、自分の意見が通らないことに苛立っている。そして、失脚したカーンは口うるさい母に尻を叩かれるように再就職する。このあたりの現実的な描写もおもしろい。
いわれのない罪で、刑務所「ナーキーナ・ファイブ」に投獄!?
第6話で潜入チームメンバーの命という犠牲を払いながらもミッションを成功させたキャシアンは巨額の報酬を受け取ってチームを去り、マーヴァの元へ戻る。その後は悠々自適な生活へ…と思いきや、いわれのない罪で、四方を海に囲まれた刑務所「ナーキーナ・ファイブ」に投獄されることに。給与強奪事件により帝国は締め付けを強め、疑わしきは罰する方向へと舵を切ったのだ。
厳しい監視下に置かれ、なにを作らされているかもわからないまま(最終話のポストクレジットでデス・スターの部品であることが明らかに!)、チームでの強制労働を強いられるキャシアン。暴力的に支配される日々を送るキャシアンは、やがてこの刑務所に隠された“ある秘密”を知ったことで脱獄を決意。キノ・ロイ(アンディ・サーキス)ら囚人仲間たちと協力し、計画を実行に移す。そんなこともつゆ知らず、デドラはフェリックスでの事件を追い続け、ルーセンの連絡役となっていたビックス(アドリア・アルホナ)らを執拗な拷問にかけて情報を絞りだそうとする。一方でルーセンは用済みとなり、自分のことを覚えているキャシアンを消そうと、ヴェルに暗殺を命じていた。