『35年目のラブレター』で夫婦役の重岡大毅&上白石萌音、9年ぶり共演も息ぴったり!「コンプレックスが原動力」と共鳴
ある夫婦の実話をもとに映画化した『35年目のラブレター』(公開中)で、夫婦役として共演を果たした重岡大毅と上白石萌音。読み書きができない夫と、彼を支え続けた妻の出会いから結婚生活をみずみずしく演じ、夫妻の育んだ温かな愛を体現。まぶしいほどの輝きを放つ。そこで『溺れるナイフ』(16)以来、約9年ぶりの共演となった重岡と上白石にインタビューを敢行。「腹が立つほどお芝居がうまい。天才」と称え合う2人が、再会の感想や「コンプレックスが原動力」と共鳴する想いまでを、笑いとユーモア、お互いへのリスペクトを交えながら息ぴったりに語り合った。
「もともと原田さんが大好きでCDも聴いていたので、同じ役を演じられてすごくうれしかったです」(上白石)
本作では、戦時中に生まれ、十分な教育を受けることができなかったことから読み書きができないまま大人になった西畑保が、自分を支えてくれた最愛の妻、皎子(きょうこ)への感謝を自身で書いた手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める姿を描く。主人公の保を笑福亭鶴瓶、その妻を原田知世、夫妻の若かりしころを重岡と上白石が演じ、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08)、『今日も嫌がらせ弁当』(19)の塚本連平が監督を務める。
――映画を観ていると、不思議と鶴瓶さんと重岡さん、原田さんと上白石さんがとても似ているように感じました。お二人の若いころを演じると聞いた時は、どのような感想を持ちましたか。
重岡「びっくりしたよね」
上白石「びっくりした!」
重岡「シンプルに僕、鶴瓶さんのことが大好きだったので。鶴瓶さんと同じ役を演じることができるなんて、すごくうれしかったです。これまでにも共演をさせていただいたことがありますが、鶴瓶さんって唯一無二だし、みんなが好きな方だと思うんです。大先輩に向かってこんなこと言うのはなんですが、本当に人たらしで。そのトップの方というイメージがあるのが、鶴瓶さん。好きな方だからこそ、うれしさと同時にプレッシャーも感じました。関係者の方には、『なんで俺やったん?』と聞きました!」
上白石「聞いたんだ!なんて言っていた?」
重岡「笑った顔が似てたんやって!」
上白石「完成した映画を観た時に、本当にそう思った。ニコって笑うとすごく似ているなって。あと重岡さんも人たらしなので、そういうところも似ています(笑)」
――上白石さんはいかがでしたか?
上白石「私ももともと原田さんが大好きで、出演されている作品も観ていました。歌声も大好きでCDを聴いていたので、すごくうれしかったです。どうしたら自然な形で原田さん演じる皎子さんにバトンパスができるんだろうと考えていました」

■衣装協力
・重岡大毅
白ニット(RAINMAKER KYOTO):¥24,200(RAINMAKER KYOTO/075-708-2280)
赤かぎ編みニット(LUFON):¥46,200
パンツ(ANARCHIST TAILOR):¥44,000
※LUFON、ANARCHIST TAILOR共にSian PR プレスルーム/03-6662-5525
ブーツ(RED WING):参考商品 (RED WING/03-5791-3280)
その他スタイリスト私物
・上白石萌音
プルオーバーニット(Theory):¥42,900
中に重ねたワンピース(Theory):¥57,200
※共にリンク・セオリー・ジャパン/03-6865-0206
イヤリング(La Chiave):¥17,600(ドレスアンレーヴ/03-5468-2118)
右手リング(1DK Jewelry works):¥14,850(ドレスアンレーヴ/03-5468-2118)
ブーツ(銀座かねまつ):¥39,600 (銀座かねまつ6丁目本店/03-3573-0077)