森蘭丸役の吉沢亮自身が熱唱！『ババンババンバンバンパイア』李仁への愛が炸裂のキャラクターソング

奥嶋ひろまさの大人気コミックを吉沢亮主演で実写映画化した『ババンババンバンバンパイア』(7月4日公開)。このたび吉沢が、自身の演じる森蘭丸のキャラクターソングを歌唱することが決定。あわせてキャラクタームービーが解禁された。

銭湯で働く蘭丸の正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸は、銭湯のひとり息子であるピュアボーイ、立野李仁の純潔を見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの篠塚葵に一目惚れをしてしまう。李仁の初恋が成就してしまえば、童貞喪失の危機！あらゆる手を使い李仁の初恋を阻止しようと、蘭丸による決死の大作戦が始まる。

主人公となる銭湯で働く美しきバンパイア、蘭丸役には、NHK大河ドラマ「青天を衝け」や、映画「キングダム」シリーズなど、確かな演技力で日本映画界の第一線で活躍し続ける吉沢。李仁の血を求め、おかしな方向に暴走してしまうクセの強いキャラクターを熱演した。そして天真爛漫ピュアボーイ、李仁役には板垣李光人。李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し彼に恋心を抱くようになる篠塚葵役に、原菜乃華。さらに、蘭丸に恨みを抱く兄、森長可役に眞栄田郷敦、バンパイアハンターとして蘭丸を追う坂本梅太郎役に満島真之介、葵の兄で不良たちをまとめる脳筋番長、フランケンこと篠塚健役に関口メンディーと、豪華キャストが集結した。

解禁されたキャラクタームービーでは、「バババババババンパイア～♪」という吉沢の美声から始まり、渋谷のど真ん中で「森蘭丸 森蘭丸 森蘭丸 450歳～♪」とマントを広げながら、自らの名前を意気揚々にひたすら連呼する蘭丸(吉沢)の姿が映しだされる。劇中でも蘭丸の象徴的なシーンで流れるこのキャラクターソングは、一度聞いたら頭から離れない、クセになる楽曲となっている。

また、映像内には、満月が光る闇夜のなかを飛行したり、匂いをかいで美味しい血を探し求めるバンパイアらしい姿の蘭丸が紹介されたと思いきや、自身が働く銭湯でギターをかき鳴らすようにデッキブラシを振り回すバンパイアらしからぬ暴れっぷりが映しだされる。ほかにも蘭丸が純潔を見守る李仁(板垣)の姿や、李仁の初恋相手である葵(原)、葵の兄であり脳筋番長フランケン(関口)、バンパイアハンターとして蘭丸を狙う怪しげな坂本先生(満島)、蘭丸に積年の恨みを抱く、蘭丸の兄、長可(眞栄田)といった、蘭丸を囲む超個性的なキャラクターに加え、戦国時代から生きていた蘭丸がかつて仕え寵愛を受けていた織田信長(堤真一)との妖しげなシーンも。さらに、ウブすぎる李仁に蘭丸がズキュンとなるシーンや、李仁と葵のいい感じな雰囲気に思わず地団駄を踏む姿、蘭丸が李仁にバックハグをするシーンなど、“NO RIHITO NO LIFE”な蘭丸の日々があふれるキャラクタームービーとなっている。

蘭丸のキャラクターソングを最初に聞いた時の印象について吉沢は、「こんなかっこいい曲なの?!と思いました。コメディ作品なのでもう少し可愛らしい曲、コメディっぽい曲になるのかと思っていたんですが、バリバリのミュージカルソングのようなすごくかっこいい曲だったので、本当に歌えるかな?という不安が最初はありました」と語りながら、曲に込められた蘭丸の人生や、李仁への思いを意識しながら歌ったと振り返る。さらに、「李仁について歌っているパートの時は蘭丸が李仁の血を渇望している気持ちが前面に出ている部分なので、そのあたりを是非聞いてほしいです。僕史上一番エロく言ってみました(笑)。そこは結構こだわりポイントではありますね」と特にこだわったポイントを明かす。さらに、そんなキャラクターソングの配信リリースも決定した。

ラブコメディでありながら、個性の強いキャラクターたち、時代劇シーン、バトルアクションなど、すでに見どころが盛りだくさんの『ババンババンバンバンパイア』。imaseによる主題歌をはじめ、今回解禁されたキャラクターソングなど、音楽も楽しめる、内容てんこ盛りな本作に今後も要注目だ。