
オク・ジュヒョン
エリザベート
韓国ミュージカルの舞台をスクリーン上映する「韓国ミュージカル ON SCREEN」の一作。“ブロードウェイとは異なる作風のミュージカルを”との想いのもと、ミヒャエル・クンツェが脚本、歌詞、シルヴェスター・リーヴァイが作曲、編曲を務めた、オーストリア=ハンガリー帝国の皇后エリザベートの生涯を描いたミュージカルの韓国版。エリザベート役をオク・ジュヒョン、トート役をイ・ヘジュンが演じる。
100年前にオーストリア皇妃エリザベートを暗殺したルイジ・ルキーニの審判が、煉獄の裁判所で行われていた。ルキーニは暗殺の動機を「彼女が望んだことだ!彼女は“死”と愛し合っていた」と答え、時は19世紀半ばへと遡る。自由を愛した美貌の皇妃エリザベートと、彼女を見つめる“死”の概念トート、夫のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ。時代は、ハプスブルク帝国の終焉に向かって大きく動き始めていく。