1959年公開の映画 751作品

大岡昇平の原作を、「鍵(1959)」のコンビ和田夏十が脚色し、市川崑が監督したもので、レイテ島を舞台に飢餓に追いつめられた兵隊を描いたもの。撮影は「代診日記」の小林節雄。

「街は自衛する」「鉄道員」のピエトロ・ジェルミ監督作。三人家族のある機械熟練工の生活をめぐって、妻子の留守中に起った夫と別の女との関係を中心に、現代イタリア小市民家庭の物語が描かれる。ピエトロ・ジェル···もっと見る

ブロードウェイでヒットしたジェームズ・リー・ハーリーとウィリアム・ノーブルの「ブルー・デニム」の映画化。脚色・監督は「秘めたる情事」のフィリップ・ダン、脚色に劇作家のエディス・ソマー女史も協力している···もっと見る

ジェラルド・ドレイソン・アダムスのオリジナル・ストーリーをジョセフ・ホフマンとアダムズが共同脚色した西部劇。監督は「暴力の季節」のドン・シーゲル、撮影は「決斗！一対三」のアーヴィング・グラスバーグ、音···もっと見る

「八十日間世界一周」のジェームズ・ポーのオリジリル・シナリオを「ＯＫ牧場の決斗」のジョン・スタージェスが監督した西部劇。撮影は「ＯＫ牧場の決斗」のチャールズ・ラング。出演は「ヴァイキング」のカーク・ダ···もっと見る

舟橋聖一の原作を、「父と娘」の斎藤良輔が脚色し、「悪女の季節」の渋谷実が一年ぶりに監督した文芸映画。撮影は「ハイ・ティーン」の長岡博之。

チロルの有名な音楽家族エンゲル一家を登場させ、一四歳の新人クリスティーネ・カウフマンを主演させて作った愛のドラマ。ヘルマ・コスタ・プルッシャーが脚本を書き、監督はアルフレッド・レーナーがあたっている。···もっと見る

イギリス怪奇映画。ロンドンのスコットランド・ヤードの『ブラック・ミューゼアム』からヒントをえた物語で、狂気の犯罪学者をめぐる奇怪な事件の数々が描かれている。監督にあたったのは「四重奏」のアーサー・クラ···もっと見る

傑作倶楽部連載の中田竜雄の原作を、原作者自身と「大岡政談　千鳥の印篭」の結束信二が脚色し「怪談一つ目地蔵」の深田金之助が監督した娯楽時代劇。「新吾十番勝負　第二部」の山岸長樹が撮影した。

押川国秋の脚本を「父と娘」の小石栄一が監督した明朗青春もの。撮影は「遊星王子」の飯村雅彦。

城山三郎の直木賞受賞作品の映画化。「埠頭の縄張り」の井手雅人が脚色し、「花の大障碍」のコンビ島耕二が監督し、小原譲治が撮影した。

週刊新潮所載の吉村昭の同名小説の映画化。不倫の恋にふける大学教授夫人が、密会中に殺人事件を目撃したために破滅の道をたどるというサスペンス・ドラマ。「その壁を砕け」の中平康が脚色・監督、「海底から来た女···もっと見る

瑳峨三智子のお夏捕物帖シリーズの第一作。「新二等兵物語　吹けよ神風の巻の巻」の安田重夫の脚本を「柳生旅日記　天地夢想剣」の萩原遼が監督し、「花の幡随院」の石本秀雄が撮影した。

音楽担当のゲルハルト・ベッカーを除いて、スタッフ、キャストとも全部「王城の掟」と同じ。

インドの秘境に展開するアクション・ドラマ。ヴェルナー・イョルグ・リュデッケの脚本を「口紅殺人事件」のフリッツ・ラングが監督。撮影をリヒャルト・アングスト、音楽をミシェル・ミシェレが担当している。出演は···もっと見る

若い陸軍将校が妻を強姦した男を射殺するという事件を中心にしたロバート・トレイヴァーのベスト・セラー小説「殺人の解剖学」の映画化。脚本は「追撃機」のウェンデル・メイス、監督は「悲しみよこんにちは」のオッ···もっと見る

戸川幸夫の原作小説を「浮気の季節」の松浦健郎が脚色「ギターを持った渡り鳥」の斎藤武市が監督した、マドロスものアクション・ドラマ。撮影も同じく「ギターを持った渡り鳥」の高村倉太郎。

「坊ちゃんとワンマン親爺」の近江俊郎が、原作・脚色・監督を担当した青春喜劇。脚色には「狂った欲望」の共同執筆者・松井稔が加わり、「十代の曲り角」の岩橋秀光が撮影した。

ひばり・千代之介のふり袖コンビによる捕物帖。瀬戸口富雄の原作を、「緋鯉大名」の中田竜雄と「べらんめえ探偵娘」の笠原和夫が共同で脚色、「榛名ばやし　喧嘩鷹」の内出好吉が監督した。撮影は「緋鯉大名」の山岸···もっと見る

東宝助監督・秋山正のオリジナル・シナリオにより新人・福田純が監督したハイティーンもの。福田純は大正十二年満州生れ。松山高校文科中退後、昭和二十一年東宝入り稲垣浩に師事していた人。撮影は「檻の中の野郎た···もっと見る